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海外紙「400人以上を叩きのめした」芸術ループのキミッヒ、気づかれていなかった歴史的事実

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華麗な決勝ゴールを決めたMFヨシュア・キミッヒ

 勝利をもたらした芸術的ゴールの裏で、驚異の数値を叩き出していた。バイエルンのMFヨシュア・キミッヒがドルトムント戦で記録した走行距離にスペイン『アス』が注目している。

 ブンデスリーガ首位を走るバイエルンは26日、2位ドルトムントとアウェーで対戦。前半43分にキミッヒが華麗なループシュートを決めると、相手の反撃を抑えて1-0の完封勝利を収めた。これで7連勝となり、残り6試合でドルトムントとの勝ち点差は4から7に拡大。8連覇に向けてまた一歩前進した。

 同紙は決勝点を挙げたキミッヒについて「彼は素晴らしいゴールを決めただけでなく、90分間の試合において絶大なインパクトを与えたことも評価されている。歴史的なことにもかかわらず、気づかれていない事実が1つあった」と記し、その偉業を紹介している。

 データ提供会社『オプタ』によると、キミッヒは同試合で13.73kmの走行距離を記録。この測定が始まった2013-14シーズン以降、バイエルン史上最高の数値だという。

 同紙は「13-14シーズンから現在に至るまで、このスコアラーほど走った選手はいない。ざっと数えてみると、350以上の試合で400人以上の選手がバイエルンのシャツを着てプレーした。キミッヒはその全員を叩きのめしている」とレポートした。

 試合後、自身のハードワークに関して問われたキミッヒは「このような試合の前に、あえてモチベーションを上げる必要はない。ただ走るだけだ」とコメント。ハンス・ディーター・フリックは「彼は勝利のメンタリティーを持っている」と称賛の言葉を送っている。

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