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「Foot! THURSDAY」で名良橋&ワッキーが大宮U18の丹野監督とMF柴山、トップ1年目のMF高田を電話インタビュー

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今年、大宮アルディージャU18の10番を背負うMF柴山昌也(左)と昨年の10番でトップチームへ昇格したMF高田颯也

 J SPORTSの看板サッカー番組「Foot! THURSDAY」は、高円宮杯プレミアリーグ、インターハイ、高校選手権などの高校生年代の情報を紹介するプログラムだ。新型コロナウィルス感染拡大の影響でインターハイが中止となり、プレミアリーグは開幕が延期に。全国の多くの高校・ユースチームが活動を休止している中で「Foot! THURSDAY」は5月から、コメンテーターの元日本代表DF名良橋晃とワッキー(ペナルティ)の2人が各チームの指導者や選手に電話で現状や強さの秘訣などを尋ねている。

 第4回となる5月28日OA(22時~22時30分)では、昨年度のJユースカップ3位、プレミアリーグEASTに所属する大宮アルディージャU18(埼玉)の丹野友輔監督とMF柴山昌也(3年)、そして今季、U18チームからトップチームへ昇格したMF高田颯也を電話取材している。以下、丹野監督と柴山、高田のコメント抜粋。丹野監督が分析するチームの実績向上の理由や、大宮U18の新旧の10番で、いずれも世代を代表するテクニシャンでもある柴山と高田が大宮のアカデミー組織へ進んだ理由、憧れの選手、目標など全文はOAでチェックだ!!

●丹野友輔監督
―今、プレミアリーグ含めて公式戦、ゲームができない状況が続いていて、チーム・選手の影響は相当苦しいところだと思うのですが、いかがでしょうか?
丹野監督「今、自主トレという形でグラウンドを提供して、少数人数で少し体を動かしていますが、それも強制的ではありません。自宅に体を動かす環境がある選手はそちらで動いて、逆にそういう環境が無い選手はグラウンドに来てトレーニングをしているという形になります。
 彼らが飛躍する場を奪われたことは事実ですし、凄く残念ではあるのですが、これは彼らだけではなくて、日本もしくは世界のスポーツ界全体に言えることだと思うのです。それを選手にも伝えたりしていますが、コントロールできないものをコントロールするのではなくて、コントロールできるものをしっかりコントロールする事が大事。自チームですとか、自分自身ですとか、そういうものはコントロールできると思います。彼らはこの厳しい状況をしっかり受け入れて前に進んでいると思いますし、サッカーはできないんですけれど、人間的に凄く成長しているのではないかなと感じています」

―監督として、意識高い子たちばかりだと思うのですが、コロナの時期にちょっと特別な言葉をかけたりしたのですか?
丹野監督「特別というか、選手がネガティブにならないように、前向きに頑張れるような言葉がけは心掛けていました」


●MF柴山昌也
ワッキー「(新シーズン)10番を背負って、気持ちはどうですか?」
柴山「(憧れの)メッシと同じ番号というのもあって、嬉しいですし (高田)颯也君の次の番号なので比べられる部分もあると思うので……」

ワッキー「でも、プレースタイル違うじゃない」
柴山「プレースタイルは全然違うんですけれど、結果にこだわって頑張っていきたいと思います」

ワッキー「ユースの3年生になったら、自分が10番を背負うことになったじゃないですか? (これまで)どういうところに気を付けて練習していました?」
柴山「自分は小さいっていうのもあったので、相手に当たらないポジショニングから、あとは地力を鍛えて、相手の懐を抜けるっていうところを武器にしようとずっと思っていて、それを(中高の)6年間コツコツやってた結果かなと思います」

名良橋「現在の状況について聞きたいのですが、今公式戦が無い中で、高校3年生っていうところで焦りとか感じていますか?」
柴山「特に焦りや不安は感じてないんですけれど、その自粛期間が将来の夢を叶えるために充実したところも多かったので、前向きに捉えています。ただ、仲間とサッカーができないので、さみしいっていう気持ちは正直ありますし、改めて仲間とやるサッカーは楽しいものだと感じました」

名良橋「今後の目標を聞きたいのですが、力強く」
柴山「まず身近な目標から言うと、タイトルを獲るっていうチーム目標もあるので、自分が力になって、みんなで一体感を持って達成したいなと思っています。そして、お世話になったこのクラブに6年間の自分の成長した姿をピッチで見せることが目標です」

●MF高田颯也
名良橋「なぜそんなにドリブルが凄いのでしょうか?」
高田「サッカーを始めた頃から、ドリブルはやり続けているので」

ワッキー「小さい時からするする抜けていた?」
高田「そうですね、サッカー始めた時からあまりプレースタイルは変わっていません」

ワッキー「(トップチームに入って)通用するところはありますか?」
高田「そうですね。やっぱり前を向いてボールを持った時は、練習試合とかの時もそうですけど、抜けなくはないかなと思います」

名良橋「プレシーズンマッチ、見に行ったんですよ。後半途中から出てきたでしょう? 一回中盤で持ってドリブルでエリア内まで入って行ったでしょう。どうでしたか、デビューした気持ち、印象は?」
高田「今までにないくらいのファンの方々がいて、ピッチに入った時は『これがプロの試合なんだな』って思いました。でも緊張はなく入れて、自陣だったんですけれど、自分の得意なプレーが出せるかなって思ってドリブル仕掛けて、エリア内まで運べました。決められたら一番良かったんですけど」

名良橋「これからもトップで頑張ってください」
高田「ありがとうございます。頑張ります」


放送予定はJ SPORTS公式サイト(https://www.jsports.co.jp/football/foot/)でチェック!

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