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ボローニャ幹部ディ・バイオ氏が冨安健洋を絶賛「素晴らしい潜在能力。さらに進化も」

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称賛の声が相次ぐ冨安健洋

 ボローニャ幹部のマルコ・ディ・バイオ氏が、インスタグラム上でイタリアのサッカー情報サイト『カルチョメルカート・コム』のインタビューに応じ、日本代表DF冨安健洋について語った。

 冨安は昨夏、1年半所属したシントトロイデン(STVV)からボローニャへとステップアップ。すぐさま右サイドバックでレギュラーの座を勝ち取ると、ここまでセリエAで20試合に出場し、印象的な活躍を示してきた。そんな冨安について、クラブマネージャーとしてスカウト責任者を務めるOBのディ・バイオ氏が昨夏の移籍の舞台裏を明かした。

「会議を行い、スカウト全員で彼のことを確認した。彼について最初の報告があったのは、(2018年)10月のこと。その後、11月にはすでにベルギーに視察に向かっていた。(2018-19)シーズンを通して彼のことを追い、私は合計4~5回、直接見に行っている。そこからトミヤスの移籍話が始まった」

 ディ・バイオ氏は、視察で冨安を見るとすぐに気に入ったことを明かしつつ、日本代表DFを称えた。

「すぐさま強く印象に残った。体格も良いし、足元の技術も素晴らしい。それに適応力に優れている。昨シーズンは、守備のあらゆるポジションをこなしていたのを見たよ。STVVは主に3バックを採用していたが、彼はセンターバックの左右や中央のポジションでプレーしていた」

「今シーズンはそのユーティリティ性を証明してくれたと思う。1年目は、まさに想定していた通りの右サイドバックでのプレーだったが、彼が素晴らしい潜在能力を持っていることが証明された。しかし近い将来は、CBに移すことでさらなる進化ができると期待している」

 今夏の移籍市場に向けて冨安には、セリエAの名門ローマなどから熱視線が注がれているが、ボローニャ幹部はメルカートについて言及。「連絡はなかった。それに現在、我々はメルカートのことを考えていない。最も重要なのはプレーを再開し、素晴らしいシーズンを送ることだ」と語り、噂されていた冨安に対するローマの接触を否定した。

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