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10年以降のインハイ島根県代表成績_立正大淞南が3度の4強。この10年間では全国で4校のみの記録

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昨年は大社高が12年ぶりに出場。(写真協力=高校サッカー年鑑)

[2010年以降のインターハイ島根県代表校成績]

 2010年以降のインターハイ島根県代表では、立正大淞南高がこの10年で全国の4校のみの記録を残している。11年、12年、15年と3度ベスト4以上へ進出。この10年間で3度以上の4強入りを達成しているのは市立船橋高と流通経済大柏高(ともに千葉)、桐光学園高(神奈川)、そして立正大淞南の4校だけだ。

 現富山のMF稲葉修土が、主将を務めていた11年大会は2回戦で丸岡高(福井)と対戦。2年生MF田路大樹(元鈴鹿アンリミテッドFC)の2ゴールと稲葉のゴールによって3-1で勝った。続く3回戦では、FW林大貴(→福岡大)の先制点などで先行し、最後は11人目までもつれ込むPK戦の末、山梨学院高(山梨)に勝利。準々決勝では2度尚志高(福島)に追いつかれながらも林の決勝点で振り切った。桐蔭学園高(神奈川2)との準決勝では0-2から1点を返したものの、敗れている。

 12年大会は、初戦で東福岡高(福岡)を2-1で撃破。元広島のSB高橋壮也(現ウメオ)のアシストからMF浦田雅之が決勝点を決めた。3回戦では帝京三高(山梨)に3-1で逆転勝ち。高さを発揮したCB甲斐健太郎(現岐阜)を中心とした最終ラインの守備、またハイプレスも光る立正大淞南は羽黒高(山形)との準々決勝も田路の決勝点によって1-0で制した。だが、準決勝では三浦学苑高(神奈川2)から田路が先制点を奪いながら、追いつかれてPK戦で決勝進出を阻まれた。

 CB饗庭瑞生(現秋田)やFW井上直輝(現秋田)を擁した15年大会は、GK小笠姫馬(→阪南大)の活躍など3試合のPK戦勝利。米子北高(鳥取)との山陰勢対決を制して迎えた準決勝では、MF上村大悟(→びわこ成蹊スポーツ大)の突破などから2点を奪ったが、東福岡高(福岡)に5点を奪われて3位に終わった。立正大淞南はDF中村謙吾主将(現奈良クラブ)やDF中村宏輝(元藤枝)が後方を支えた10年大会で、FW加藤大樹(現山形)とFW新里大地(→奈良産業大)がゴールを連発して8強。高橋やMF熊田克斗(現FC大阪)が3年生だった13年大会と、2年生MF山田真夏斗(松本)やCB山田祐樹主将(現びわこ成蹊スポーツ大)の活躍が光った18年大会はベスト16へ進出した。14年と17年が1勝。16年は初戦敗退だった。

 19年大会は、立正大淞南の連覇を11で止めた大社高が12年ぶりに出場。専修大北上高(岩手)から2年生FW長藤光樹が2ゴールを決めたが、2-3で競り負けている。

[2019年]
代表校:大社高(11)
1回戦 2-3 専修大北上高(岩手)

[2018年]
代表校:立正大淞南高(13)
1回戦 2-1 徳島市立高(徳島)
2回戦 1-0 関西大北陽高(大阪1)
3回戦 0-2 東山高(京都)

[2017年]
代表校:立正大淞南高(12)
1回戦 1-0 名経大高蔵高(愛知2)
2回戦 2-2(PK4-5)市立長野高(長野)

[2016年]
代表校:立正大淞南高(11)
2回戦 2-4 青森山田高(青森)

[2015年]
代表校:立正大淞南高(10)
1回戦 1-1(PK4-3)東北高(宮城)
2回戦 2-0 鹿児島実高(鹿児島)
3回戦 1-1(PK4-2)草津東高(滋賀)
準々決勝 0-0(PK4-2)米子北高(鳥取)
準決勝 2-5 東福岡高(福岡)

[2014年]
代表校:立正大淞南高(9)
1回戦 2-1 海星高(三重)
2回戦 2-2(PK4-5)大津高(熊本)

[2013年]
代表校:立正大淞南高(8)
2回戦 2-1 三重高(三重)
3回戦 0-0(PK5-6)真岡高(栃木)

[2012年]
代表校:立正大淞南高(7)
2回戦 2-1 東福岡高(福岡)
3回戦 3-1 帝京三高(山梨)
準々決勝 1-0 羽黒高(山形)
準決勝 1-1(PK4-5)三浦学苑高(神奈川2)

[2011年]
代表校:立正大淞南高(6)
2回戦 3-1 丸岡高(福井)
3回戦 2-2(PK10-9)山梨学院高(山梨)
準々決勝 3-2 尚志高(福島)
準決勝 1-2 桐蔭学園高(神奈川2)

[2010年]
代表校:立正大淞南高(5)
1回戦 4-2 草津東高(滋賀)
2回戦 4-0 伊勢崎商高(群馬)
3回戦 2-0 香川西高(香川)
準々決勝 2-3 市立船橋高(千葉2)

SB高橋壮也立正大淞南高で2年連続4強。(写真協力=高校サッカー年鑑)

15年大会、トリックFKからFW井上直輝がシュート

※禁無断転載(C)高校サッカー年鑑、ゲキサカ


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