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キエッリーニの記憶に残る若きポグバ「売却目的かと思っていたが物凄かった」

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 ユベントスに所属するイタリア代表DFジョルジョ・キエッリーニが、自身の自伝本の中で元同僚のMFポール・ポグバを絶賛した。

 2005年にユベントスに加入して以降、クラブのバンディエラとして長年にわたって活躍してきたキエッリーニ。そんなユーベの主将は、2012年夏から4シーズンにわたってチームメートだったマンチェスター・ユナイテッドのポグバについて言及。フランス代表MFの加入当時を振り返った。

「彼がやって来た時のことは覚えている。合宿が始まって3日か4日経った頃だった。僕はチームメートと顔を見合わせながら、『おい、こいつは本当に強いぞ!』なんて言い合っていたんだ。彼はマンチェスター・Uとの契約が切れてここにやって来て、当時は非常に若かった」

「クラブがメルカートで少々稼ぐために獲得した数多くの選手の1人で、すぐにいなくなるものだと思っていた。ところが…。彼があれほどのカンピオーネ(王者)であるなんて想像していなかった。並外れたあのフィジカルでピッチを動き回るポールは、まるで魔法のようで物凄かった」

 さらにキエッリーニは、ポグバが当初、元イタリア代表MFのアンドレア・ピルロ氏の交代要員として起用されていたことを回想した。

「最初の頃の試合は、ピルロを休ませるために、本来のポジションとは違う最終ラインの前でのプレーだった。しかし時間とともに彼のことを知るにつれて、あの場所では発揮できる能力が限定されてしまうことに気付いた。ポールは、自身の圧倒的な技術力やフィジカルを解き放つことができないでいた。その能力こそ、みんなが知るようなボックストゥボックス型の最強選手へとのし上がることを可能にした」

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