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3日前の“無理”がたたった宮市、今季リーグ戦初の欠場…ザンクト・パウリは2戦連続ドロー

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MF宮市亮は今季リーグ戦初の欠場

[5.30 ブンデスリーガ2部第29節 カールスルーエ1-1ザンクト・パウリ]

 ブンデスリーガ2部第29節が30日に行われ、MF宮市亮の所属する12位ザンクト・パウリは敵地で16位カールスルーエと対戦し、1-1で引き分けた。宮市はベンチ外となり、今季リーグ戦初の欠場。チームは2試合連続ドローで3戦未勝利(2分1敗)となった。

 27日の前節ハイデンハイム戦(△0-0)まで今季リーグ戦全28試合に出場していた宮市。ドイツ『ビルト』によると、同試合の前半に怪我を負ったようだ。

 同紙は29日に「ミヤイチはおそらく今季初めて欠場するだろう。彼は水曜日(27日)のハイデンハイム戦の前半に負傷した。膝に問題があったにもかかわらず、我慢して(フル出場して)いたが、28日の練習は欠席した」とレポート。ヨス・ルフカイ監督も試合前の記者会見で「彼は膝に少し水がたまっていた。(今節の)カールスルーエ戦に向けて非常に厳しく、タイトなものになるだろう」と欠場を示唆していた。

 勝ち点5差で迎えた12位ザンクト・パウリと降格圏内16位カールスルーエの一戦は、開始からスコアレスの時間が続く。カールスルーエは後半4分にPKのチャンスを得たが、MFエニス・ベン・ハティラが左足でゴール左下を狙ったシュートは、ザンクト・パウリGKロビン・ヒンメルマンがストップ。すると、ここから試合が動き始める。

 ザンクト・パウリは後半10分、裏へのボールに走り込んだFWディミトリオス・ディアマンタコスが相手DFのミスを逃さずにネットを揺らし、先生に成功。だが、カールスルーエも同12分、左サイドからのクロスをMFジェローム・ゴンドルフが押し込み、同点に追いつく。

 その後は互いに2点目を奪えず、1-1でタイムアップ。両チームのポイント差は5のままとなった。

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