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鎌田決めた2戦連発!! 7試合ぶり勝利の立役者に…“リベロ長谷部”でフランクフルトが復調

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鎌田大地が2試合連続ゴール

[5.30 ブンデスリーガ2部第29節 ボルフスブルク1-2フランクフルト]

 ブンデスリーガは30日、第29節を行い、日本代表MF鎌田大地とMF長谷部誠が所属するフランクフルトボルフスブルクと対戦し、2-1で勝利した。鎌田と長谷部は揃って連続先発し、鎌田が2試合連続ゴールを挙げた。

 鎌田はDFBポカールとELで今季8ゴールを記録していたが、前節待望のブンデス初ゴールを記録。日本人コンビは揃って連続先発し、鎌田が左ウイング、長谷部がリベロの位置に入った。4バックでは白星が遠かったフランクフルトは前節フライブルク戦(△3-3)で3バックに戻し、連敗を5で止めた。

 4バック採用後は出場機会が減っていた長谷部はシステム変更に伴い前節スタメンに復帰すると、この日も3バックの中央に入り、危機察知して守備陣を統率。地元紙『フランクフルター・ルンドシャウ』は「フランクフルトのスタビライザー(安定させる存在)」として長谷部の重要性を報じていた。

 先手を取ったのはフランクフルトだった。前半26分、エリア内でDFマリン・ポングラチッチに倒されたFWアンドレ・シウバがPKを獲得。自らキッカーを務めると、GKの逆を突いてゴール右に蹴り込んだ。前半40分には鎌田が絶妙なスルーパスでチャンスを演出した。

 後半13分の失点で追いつかれたが、試合終盤に鎌田が決勝ゴールを叩き込んだ。1-1で迎えた後半40分、左サイドからのクロスをFWバス・ドストが落とすと、走り込んだ鎌田が左足ダイレクトで合わせ、ゴール右隅に流し込んだ。

 2試合連続ゴールを挙げた鎌田は今季公式戦10ゴール目。後半44分にお役御免となり、長谷部はフル出場。フランクフルトが2-1で勝利し、7試合ぶりとなる白星を飾った。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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