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「なぜあのような行為に出たかわからない」ドルトムント指揮官がサンチョのゴールパフォに疑問

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米国での抗議を支持したジェイドン・サンチョ

 ドルトムントのルシアン・ファブル監督は、ハットトリックを達成したジェイドン・サンチョのセレブレーションに言及した。

 31日に行われたブンデスリーガ第29節でドルトムントは敵地でパーダーボルンと対戦。この試合に先発出場したサンチョは、57分、74分、90+1分と後半だけでハットトリックをマークして6-1の勝利に大きく貢献した。

 この試合のチーム2点目となる57分のゴール後に見せたサンチョのセレブレーションに注目が集まる。アメリカでは現在、黒人男性が白人警官による拘束の際に死亡した事件への抗議活動が広がり、イングランド代表FWはユニフォームをまくり“Justice for George Floyd”と書かれたアンダーを晒し、抗議への支持を示す。チームメイトのアクラフ・ハキミやボルシアMGのマーカス・テュラムらもこの日に行われた試合で同様の行為に出た。

 この行為により、イエローカードを提示されたサンチョについてファーブル監督は、試合後「私には見えなかった。試合の後に彼のあのようなゴールセレブレーションについて耳にした。Tシャツに何か書かれていたようだ。私に何と言えと言うんだ?彼があのような行為に出た理由がわからない。何も見なかったから、私には判断できない」とコメントした。

 また、最終的に6ゴールを挙げての勝利だったものの、前半のうちに得点が入らなかったことについて同指揮官は「ハーフタイム中に私が発したのはわずか一文だ。“やっていることを続ける必要がある”これだけだ」と話し、心配のないことを強調した。

「良いプレスができ、相手を疲れさせた。彼らが試合終了のホイッスルが鳴るまであのテンポでプレーできないことは明らかだった。彼らの前線はスピードがあるから、カウンターに気を付ける必要があったが、前半の激しさを試合を通して見せることができた。唯一変えたことと言えば、ワイドの選手の動きを変えただけだった」

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