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実に2079日ぶり&364試合で初…シュメルツァーに賛辞送るドルト指揮官「完璧だったよ」

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ドルトムントDFマルセル・シュメルツァー(29)

 29日に行われたブンデスリーガ第29節でパーダーボルンと対戦したドルトムントは6-1の快勝を収めた。32歳のDFマルセル・シュメルツァーに対し、ルシアン・ファブル監督が賛辞を贈っている。クラブ公式ウェブサイトが伝えた。

 10-11、11-12シーズンのブンデス連覇に貢献し、16-17シーズンから2年間キャプテンを務めたシュメルツァー。しかし、負傷の影響もあって徐々に出場機会を減らし、今季の先発出場はなく、4試合の出場にとどまっていた。5試合目の出場となったパーダーボルン戦でもベンチスタートだったが、後半35分から途中出場すると大きな結果を残した。

 まずは後半40分、PA内左でこぼれ球を拾って中央に向かってドリブルを開始すると、フリーで待ち構えるDFアクラフ・ハキミにラストパスを届けてアシストを記録。さらに同44分にはMFアクセル・ビツェルが右サイドから送ったグラウンダーのクロスに滑り込み、今度は自らゴールを陥れた。

 シュメルツァーのゴールは13年9月21日のニュルンベルク戦以来、実に2079日ぶり。さらに、公式戦通算364試合目の出場で初となる同一試合での1ゴール1アシストを記録することになった。わずかな時間で結果を残したベテランを指揮官も称賛。「シュメルツァーは練習で調子が良く、試合でも良かったね。素晴らしいプレーをし、1ゴール1アシストはその出来にふさわしい結果だ。完璧だったよ」。

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