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イタリア代表マンチーニ監督、セリエA再開を喜ぶも「過密日程は負傷リスクが高まる」と懸念

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イタリア代表のロベルト・マンチーニ監督

 イタリア代表指揮官ロベルト・マンチーニが、再開が決まったセリエAについて自身の見解を示している。

 新型コロナウイルスの影響によりセリエAは中断が続いていたが、6月20日に第25節から再開となる。マンチーニは『ガゼッタ・デッロ・スポルト』の取材に対して「きっとアッズーリの選手たちはここから12カ月でより多くの経験を積むことになるだろう」と述べている。

「ここから12カ月でたくさんの経験を積み、クレバーになるだろう。だがその一方で過密日程は懸念材料だ。試合の間隔が短くなり、短期間で多くのゲームを消化することになる。もしかすると選手たちにとっては負傷のリスクが高まるかもしれない」

「シーズンの開催期間は圧迫された状況となる。おそらく選手たちはケガに注意を払う必要がある。それに中断期間のギャップを考えると、トップフォームからほど遠い選手が多いだろうから、再開後最初はみんな苦労するはず。欧州選手権の直前まで選手たちがいかに負傷せず、万全な状態で迎えることができるかが重要となるね。ただ、短期間で重要なゲームをこなすという点では、それは欧州選手権も同様だ。きっとアッズーリにとってこのリーグ再開は追い風になる」

 イタリア代表指揮官は「代表でプレーする選手たちは質が高い。代表でも所属クラブでも、素晴らしい未来が待っていると思う。今季に限って言うと、ユベントスとラツィオは素晴らしいスクデット争いを見せてくれるはずだ。先に再開されたブンデスリーガも見ているけど、スタンドにファンがいなくてもフットボールの魅力は不変だと再認識したよ」と続け、カルチョの再始動に期待を寄せた。

 マンチーニは過密日程による選手たちの負傷リスクが高まる点を懸念しつつも、2021年開催のEURO2020に向けて照準を定めているようだ。

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