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イタリア連盟会長「心から願う」今季中の一部ファン観戦再開を検討へ

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 イタリアサッカー連盟(FIGC)のガブリエレ・グラビーナ会長は、今シーズン終了までにスタンドを開放することを希望した。

 新型コロナウイルスによる深刻な被害が続くイタリアでは、3月9日にヨーロッパ5大リーグの中で最初にリーグ戦を中断。以降は無期延期が続いたが、状況は一定の改善を見せて6月20日にセリエAが再開されることが決まった。ただし、感染拡大への懸念から他国同様にスタンドを閉鎖しての無観客試合として今シーズンは再スタートを切る。

 そんななか、グラビーナ会長はイタリア『Radio 24』で今後のスタジアムでの観戦可否について「これはあくまでも希望だ。私は心からそうなることを願っている」と前置きし、一定数のサポーターの入場を許可する可能性があることを示した。

「すべての安全対策が取られた状況下で、6万人や8万人を収容できるスタジアムに一定のパーセントのファンすら観戦できないだなんてイメージできない」

 また、FIGCは1日にセリエAのスケジュールを発表。これによると、20日の再開初戦はトリノvsパルマとなり、翌日にインテルvsサンプドリア、22日にボローニャvsユベントスなどが開催される。なお、今シーズンのセリエA終了は8月2日になる予定だ。

 さらに、再開に合わせて厳格なプロトコルを準備。スタジアムに入れる人員を300人以内とし、先発選手と控え選手のドレッシングルームが分けられ、プレマッチセレモニー中止や試合中に選手がレフェリー陣に対して1.5mの距離を保つことなどが求められている。

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