ユベントスに所属する元イタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンが1日にインスタグラムを更新し、20日のセリエA再開へ向けて意気込みを語った。

　セリエAは新型コロナウイルスの感染拡大により、3月9日からリーグが中断。5月から各チームの練習が再開され、リーグ再開は今月20日に決まった。王者ユベントスはリーグ中断直前に行われた3位インテルとのイタリアダービーに2-0と勝利し、ラツィオから首位奪還に成功。リーグ再開後は、日本代表DF冨安健洋が所属するボローニャと敵地で対戦する。

　42歳のベテランGKブッフォンは再開に向けてSNSを更新。トレーニング中の写真を添え、コロナとの共存による不安の中で再開する戦いを前に自身の考えを明かした。

「僕が年月を経て学んだのは、以前よりも集中して新たなスタートを迎えるには、常にそのためにふさわしいエネルギーを自分の中で見つけ出さなければならないということ。自分たちの努力、自分たちが行ってきた仕事の結果が成績となって表れるものだ」

　今シーズン、前人未到のリーグ戦9連覇を目指すユベントス。スクデット争いは首位ユーヴェを1ポイント差で追いかけるシモーネ・インザーギ率いるラツィオ、消化試合が1試合少ないが9ポイント差で3位につけるアントニオ・コンテのインテルの間で繰り広げられる。ポルトガル人スーパースター、FWクリスティアーノ・ロナウドを擁し、ブッフォンらベテラン勢が精神的支柱として支える王者の戦いぶりは注目されるところだ。

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