beacon

長谷部が大迫からインターセプト→鎌田も絡んだ口火弾!! 日本人対決はフランクフルトに軍配

このエントリーをはてなブックマークに追加

3人が揃って先発した日本人対決はフランクフルトに軍配

[6.3 ブンデスリーガ第24節延期分 ブレーメン0-3フランクフルト]

 ブンデスリーガは3日、第24節延期分を行い、日本代表MF鎌田大地とMF長谷部誠が所属するフランクフルトは日本代表FW大迫勇也が所属するブレーメンと敵地で対戦し、3-0で勝利した。大迫は2試合ぶりにスタメン復帰し、鎌田&長谷部は3試合連続で先発出場。鎌田の3試合連続ゴールは生まれなかったが、日本人対決はフランクフルトに軍配が上がった。

 新型コロナウイルスの影響で延期となっていた第24節が行われ、大迫、鎌田、長谷部の3人が揃ってスタメンに名を連ねた。大迫は4-3-2-1の左シャドーの位置で先発し、鎌田は3-4-3の左ウイング、長谷部は3バックの中央でプレーした。

 ブレーメンは前半14分、大迫の仕掛けが止められると、こぼれ球に反応したMFデイヴィ・クラーセンがシュート。決定的な形だったが、これはGKケヴィン・トラップの好セーブに阻まれた。日本人のマッチアップもあり、前半32分には大迫のドリブル突破を長谷部が冷静にカット。一進一退の攻防が続いたが、互いにチャンスを生かせず、スコアレスで前半を折り返した。

 迎えた後半15分にフランクフルトが先手を取った。大迫にボールが入り、長谷部が後ろからインターセプト。カウンターから鎌田がドリブルで持ち上がると、左サイドからMFフィリプ・コスティッチがクロスを配給し、ファーサイドのFWアンドレ・シウバが頭で叩き込んだ。

 互いに交代カードを切り、後半31分に大迫、後半32分に鎌田がベンチに下がった。フランクフルトは勢いに乗り、後半36分にCKからMFシュテファン・イルザンカーがダメ押しゴール。後半45分にもイルザンカーがFKからヘッドで沈め、ドッペルパック(1試合2得点)を達成した。長谷部は3試合連続でフル出場し、3-0の完封勝利に貢献。再開後初の連勝を飾った。

●海外組ガイド
●ブンデスリーガ2019-20特集

TOP