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“悪夢よぎる”シチュエーションで再戦も…首位バイエルンがレバークーゼンに4発逆転&9連勝!

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バイエルンが敵地で逆転勝利を飾った

[6.6 ブンデスリーガ第30節 レバークーゼン2-4バイエルン]

 ブンデスリーガ第30節が6日に開催され、首位バイエルンは敵地で5位レバークーゼンに4-2で快勝した。リーグ戦9連勝を達成し、16試合負けなし。同日に試合を行う勝ち点7差の2位ドルトムントにプレッシャーをかけた。

 先にスコアを動かしたのはホームのレバークーゼン。前半9分に左サイドのスローインの流れからFWルーカス・アラリオがPA内左に抜け出し、右足で流し込んだ。

 先制を許したバイエルンは前半27分に追いつく。MFレオン・ゴレツカが中盤でのボール奪取から左前方へスルーパス。走り込んで受けたFWキングスレイ・コマンがGKとの1対1から右足でゴール右に沈めた。

 前半42分には相手のCKを防いでショートパスをつなぐと、コマン、FWトーマス・ミュラーを経由したボールがゴレツカへ。中央に持ち出しながら自らコースを作ったゴレツカはPA手前から左足でゴール右に決め、逆転弾を奪った。

 さらに前半45分、自陣でのリスタートからMFヨシュア・キミッヒが裏へロングボールを送り、抜け出したMFセルジュ・ニャブリが右足でGKの頭上を越えるループシュート。無人のゴールに吸い込まれ、3-1とリードを広げてハーフタイムを迎えた。

 後半も追加点を狙って攻撃を仕掛けるバイエルン。後半21分に敵陣でボールを回収して素早く前に運び、右サイドのミュラーがクロスを入れると、FWロベルト・レバンドフスキが豪快なヘディングシュートをゴール右に叩き込む。これで今季公式戦44得点目となり、自身のキャリアハイを更新。チームは同44分にレバークーゼンのMFフロリアン・ビルツに追撃弾を許したが、4-2で逃げ切った。

 バイエルンにとって、レバークーゼンとの前回対戦は昨年11月30日の第13節。同3日にハンス・ディーター・フリック監督が就任し、公式戦4戦4勝と波に乗ってホームにレバークーゼンを迎えたが、1-2で新体制初の黒星を喫した。続く第14節ボルシアMG戦も1-2で落とし、今季唯一の連敗を経験。今回も中断明けから4戦4勝でレバークーゼン戦に臨み、前回と同じく先制を許す展開だったが、見事な逆転勝利で3ポイントを積み上げた。

●ブンデスリーガ2019-20特集

データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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