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リバプールMFララーナの退団が正式決定…クラブは異例の短期契約延長で“花道”用意

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 リバプールは9日、MFアダム・ララーナとの契約を今季終了時まで延長したと発表した。当初の契約は6月30日に満了する予定だったが、特例での短期契約延長。今季終了後に退団することも新たに発表され、初優勝を間近に控えたクラブが花道を用意した形だ。

 ララーナはクラブを通じて「今季を終えることができて本当に嬉しい。僕と家族にとって大きな意味がある」と喜びのコメント。一方で「いまは自分の時間を振り返る時ではない。残りの9試合で、クラブができるだけ良い形でシーズンを終えることがフォーカスする必要がある」と意気込みを述べる。

 とはいえ「もちろん、短い契約延長の個人的に大きなメリットの一つはお世話になって人たちに正しい形でサヨナラが伝えられることだ」と感慨も。その上で「監督とは自分の役割がどうなるかを正直に話し合った。残りの試合だけでなく、彼とチームを助けることができる最も積極的なやり方で貢献したい」と献身を誓った。

 ユルゲン・クロップ監督もコメントを発表。「今季もこの仕事を終えて、きちんとお別れをするために一緒にいられることを嬉しく思う」とした上で「このクラブの監督になってから、アダム・ララーナという選手の重要性を適切に説明できる英語を見つけられない」と最高級の賛辞を捧げた。

 しかし、ララーナ同様に感慨だけに浸るつもりはない様子。「アダムは常にクラブを第一に考えている。常にだ。われわれの会話の中で、監督としての自分の優先順位はこれから先もクラブに残る選手であることを最初に伝えた」と述べており、来季以降も残留する選手を優先的に起用することに合意があったことを示した。

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