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遠藤航に全幅の信頼…シュツットガルト監督「今現在我々にとってピッチ上で最も重要な選手」

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シュツットガルトMF遠藤航

 ブンデスリーガ2部シュツットガルトのペレグリーノ・マタラッツォ監督は先日オスナブリュック戦後のリモート会見で、日本代表MF遠藤航を「我々にとって最も重要な選手」と手放しで褒め称えた。

 遠藤は7日に行われたブンデスリーガ2部第30節オスナブリュック戦に出場し、リーグ戦17試合連続フル出場を果たしている。地元紙『シュツットガルター・ナハリヒテン』が以前、「もはやシュツットガルトの心臓」とも称賛した守備的MFを、サッカー誌『キッカー』は前節に続けて0-0に終わったこの一戦のマン・オブ・ザ・マッチにも選出。現地メディアでの評価が高まり続けている。

 そして、マタラッツォ監督も同選手に絶大な信頼を寄せている。オスナブリュック戦後のリモート会見に臨んだイタリア系アメリカ人指揮官は、試合内容や結果に関しては不満な様子をうかがわせるも、背番号「3」が見せるパフォーマンスについて問われてこのように語った。

「エンドウは限りなく頼りになる存在だ。どの試合でもスペースを封じ、ポゼッション時はほとんどボールを失わない。彼は今現在、我々にとってピッチ上で最も重要な選手だ。彼が健康であることをありがたく思う。本当に上手くやってくれている」

 また、同監督は会見ではクラブの広報部に向けて「彼は5枚目(の警告)もらった?」と“逆取材“。「もらっていないよね?『イエローかな』と思った場面があったのでね」と胸をなで下ろした。14日に臨む次節カールスルーエ戦での遠藤の出場に支障がないことに安堵の様子を示した。

 昨夏にベルギーのシントトロイデンから期限付きで加わった遠藤は当時指揮を執っていたティム・ワルター前監督の下ではなかなか出場機会を与えられず。だが、昨年10月に前監督に起用され始めるとそこから全試合にフル出場を果たし、シュツットガルトはコロナ禍によるシーズン中断中に買い取りオプションを行使した。

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