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[DFB杯]新旧の王者対決制したバイエルンが連覇に王手! フランクフルトは鎌田がゴール演出も2年ぶり決勝進出ならず

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バイエルンが決勝進出

[6.10 DFBポカール準決勝 バイエルン2-1フランクフルト]

 DFBポカール(ドイツ国内杯)準決勝が10日に開催された。前回王者のバイエルンは、ホームでMF鎌田大地とMF長谷部誠が所属するフランクフルトと対戦。2-1で勝利を収め、3年連続で決勝に駒を進めた。フランクフルトは優勝した2017-18シーズン以来、2年ぶりのファイナル進出とはならず。鎌田と長谷部はともにベンチスタート。鎌田が後半21分に途中出場した一方、長谷部は出番なしとなった。

 5月23日のブンデスリーガ第27節でフランクフルトを5-2で撃破していたバイエルンは、前半14分にスコアを動かす。FWキングスレイ・コマンが前方に浮き球のパスを出し、FWロベルト・レバンドフスキが潰されて右に流れたボールにFWトーマス・ミュラーが反応。柔らかいクロスを送ると、FWイバン・ペリシッチがダイビングヘッドで押し込んだ。

 追いかけるフランクフルトは後半21分、MFミヤト・ガチノビッチとの交代で鎌田を投入。すると同24分に左サイドのDFティモシー・チャンドラーからのクロスをPA内左の鎌田が受け、キープから左足でシュート。相手にボールが当たってファーに流れると、同じく途中出場のDFダニー・ダ・コスタが左足で蹴り込み、1-1と試合を振り出しに戻した。

 追いつかれたバイエルンだったが、後半29分に勝ち越しゴールを奪う。MFレオン・ゴレツカからのパスをPA内右で受けたMFアルフォンソ・デイビスが中央に送り、MFヨシュア・キミッヒを経由して最後はFWロベルト・レバンドフスキが滑りながら左足でプッシュ。デイビスのオフサイドをめぐってビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の介入があったが、得点が認められた。

 そのまま2-1で逃げ切ったバイエルンが3シーズン連続で決勝進出。7月4日のファイナルではレバークーゼンと激突する。

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