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JFA審判委員長、つば吐き&鼻かみ行為を注意喚起へ…JリーグのVARにも言及

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JFAの黛俊行審判委員長(オンライン会議アプリ『Zoom』のスクリーンショット)

 日本サッカー協会(JFA)の黛俊行審判委員長は11日、新型コロナウイルス感染対策のため、選手や関係者がピッチ上でつばを吐いたり、鼻をかんだりする行為について、注意喚起を行っていく方針を明かした。一方、イエローカード提示などの懲戒処分は行わない。

 黛委員長は同日、2020-21シーズン向けの新競技規則に関する報道陣向けオンラインブリーフィングに出席。質疑応答で「唾吐きや鼻をかむ行為などは、選手も審判員も気を付けないといけない。注意を促すことは進めていく。懲戒罰が与えられることはない。できるだけ人に迷惑をかけるような環境で行わないよう周知する」と述べた。

 また、今季のJリーグでの運用停止が一部で報じられているビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)にも言及。「この場でVARを行うかの回答はできない」とし、23日に予定しているJリーグ理事会の判断に委ねつつも、「3密の状況や審判員の数を考えると厳しい状況である」と見通しを述べた。

(取材・文 竹内達也)

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