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ミランに失望のイブラが練習中に激怒か「もはやかつてのミランはない」

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 ミランに所属する元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチが、練習中にクラブ幹部と衝突したようだ。イタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』が報じている。

新型コロナウイルス感染拡大の影響で中断していたセリエAは、今月20日からの再開が決定。ミランは一足早く、12日に行われるコッパ・イタリア準決勝セカンドレグのユベントス戦で再開初戦を迎える。

重要な一戦を控える中、11日の練習で士気に影響するような出来事があったという。この日、ミランのCEOであるイバン・ガジディス氏は、選手とクラブの給与削減についての合意内容を通達。ガジディス氏がクラブのトレーニングセンターを訪れたのは5月のクラブ活動再開から初めてだったとのことで、これに対しイブラヒモビッチが「なんであなたはこんなにも離れていたんだ? ファイナルを懸けた戦いが始まる48時間前にようやく姿を現してどうするんだ」と詰め寄り、「もはやかつてのミランはない。不確実なことがあり過ぎる」と激怒したとのことだ。

これに対し、ガジディス氏は「確かに、それは事実だ。ミランは昔のような成功を収めることができてないし、昨今の経済状況からもそうだ」と、多くの選手たちが口論に耳を傾けている状況で、イブラヒモビッチを諭すように語ったとのことだ。

なお、イブラヒモビッチはミランとの契約が今季限りとなっており、ここまで将来に関する話し合いが進んでこなかったことに不満を持っていると伝えられている。ユベントス戦でそのイブラヒモビッチは出場停止となっているが、良い形でリスタートを切ることができるだろうか。

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