ペニャロールを率いるディエゴ・フォルラン監督が、ラ・リーガ再開に際して『Goal』のインタビューに応じ、同リーグの優勝争いや日本人選手、注目プレーヤーなどについて語った。

　現役時代にビジャレアルとアトレティコ・マドリーでピチーチ(ラ・リーガ得点王)を獲得したフォルラン監督。セレッソ大阪でもプレーした南アフリカ・ワールドカップMVPは、11日に再開されたラ・リーガのアンバサダーとして、再開直前にオンラインでの取材に答えた。

「優勝争いやチャンピオンズリーグ出場クラブ、降格・残留クラブがどうなるか楽しみ」とラ・リーガ再開を待ちわびていた様子のフォルラン監督は、首位バルセロナと2ポイント差で追う2位のレアル・マドリーの優勝争いについて、キーポイントを以下のように語った。

「ちゃんと『宿題』をこなせたかが鍵となるだろう。ロッグダウンもあって練習のための空間を確保できなかった選手もいるだろうしね。戻ってきてすぐに試合をするのは選手にとって厳しい状況。より厚い選手層を示すチームが優位に立てるはず」

そのバルセロナとレアル・マドリーは再開初戦でそれぞれ、久保建英が所属するマジョルカ、乾貴士が所属するエイバルと対戦する。

久保の印象についてフォルラン監督は、「グッド。彼は本当にグッド! 若くて才能に溢れている。向こう数年で、より強くなると思う。このまま継続的に経験を積むことができれば、必ずより良い選手に成長する」と絶賛。また、乾貴士に関しては、「セレッソ大阪時代、乾選手とは何度か一緒に練習をしたんだ。彼はドイツにいたけど、オフシーズンに帰国して練習参加した時にね。速くて技術があり、良い選手だ。スペインでも日本人選手が活躍できるということを証明した」と話した。

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