[11.21 五輪最終予選 U-22日本 0-0 U-22サウジアラビア 国立]

　U-22日本代表は21日、東京・国立競技場で五輪アジア最終予選の最終戦となるサウジアラビア戦に臨み、0-0で引き分けた。この結果、日本は3勝2分1敗の勝ち点11でC組首位となり、4大会連続の五輪出場を決めた。


●FW興梠慎三(鹿島)
「素直にうれしいです。DF信じて得点取られないように祈っていた。(自分は)決定力と得点を取るようなことを期待され呼ばれたと思う。(予選は代表に選出されたが)また呼ばれるか分からない。チームで結果出して呼ばれるように頑張る」

●FW李忠成(柏)
「やってやったぞ、という気持ち。自分が日本国籍取れて、日本代表に入って、ある意味使命であり、最低で最高の目的である北京五輪を決められた。日本サッカー協会と自分自身を見続けてくれた反町監督に感謝したい。(サポーターからの声援は)ビンビン来た。たくさんのサポーターの中で試合できたことを幸せに感じる。(試合終了時は)ヨッシャーしか言ってなかったと思う。これから(北京五輪へ向けて)サバイバルがあると思う。自分が世界でどのくらい通用するか知りたいのでサバイバルに勝ち抜きたい」

●GK西川周作(大分)
「ケガで出遅れた分、ラスト2試合チームに貢献できたことはうれしい。自分のイメージしているとおりに終われてうれしい。DFも前の方も体張って頑張ってくれた。ここが自分の立ちたかった舞台。最後の最後でピッチに立てたことはうれしかった。またゼロで終われた事は自分にとって自信になると思う」

●DF細貝萌(浦和)
「本当にうれしい。(アウェーの)カタール戦は出て負けたんでそのことはずっと頭の中にあったし、ほっとした。残り10分に入ってから守りに入るなということを、カタール戦では前の選手に伝えられなかった。今日は全員に伝えたいと、少しでも前に(いこう)と思っていた。前半より後半は前の位置でプレッシャーかけられた。(五輪は)まだ先ですけど、他の選手のようにチームでアピールしている時間が少ないので、アピールしたい」

(取材・文　吉田太郎)