今夏の移籍市場でFWクリスティアーノ・ロナウドがユベントスを退団すると、英『デイリー・スター』が報じている。

　C・ロナウドは2018年夏にレアル・マドリーからユベントスに加入し、75試合で53ゴールを記録。今季限りでの退団が噂されていたが、新型コロナウイルスの影響によって退団が濃厚との見方があるようだ。『デイリー・スター』は「C・ロナウドは新型コロナウイルスの影響で財政危機に陥るクラブの負担を軽減するため、夏の移籍市場でユベントスを去ると見られている」と報じた。

　セリエAは新型コロナウイルスの影響で3月からリーグ戦を中断しており、多くのクラブが財政危機に瀕している。報道によると、高額年俸者が多いユベントスも同様であり、中でもチーム最高となる年俸3100万ユーロ(約37億円)のC・ロナウドの存在がネックになっている。

　C・ロナウドは4年契約を結んでいるが、こうした事情からユベントスには今夏の移籍市場で放出する計画があるという。伊『Radio Rossonera』のディレクターでもあるジャーナリストのピエトロ・バルツァーノ・プロタ氏も、ユベントスの財政負担を軽減するために今夏ロナウドを放出する可能性があると指摘している。

---

●セリエA2019-20特集
●冨安健洋の試合はDAZNで!!“初月無料”ライブ配信中