beacon

鎌田大地は「違いを作り出せる」…フランクフルト正守護神が圧巻アシストの同僚に太鼓判

このエントリーをはてなブックマークに追加

覚醒したMF鎌田大地

 フランクフルトは14日のブンデスリーガ第31節でヘルタ・ベルリンと対戦し、4-1での大勝を収めている。守護神のケビン・トラップは試合後、日本代表MF鎌田大地がチーム2点目をアシストした場面に強い印象を受けたようだ。

 1点ビハインドで折り返したフランクフルトは後半早々にFWバス・ドストのゴールで追いつくと、先発出場の鎌田が62分ボックス左でドリブルを仕掛けてDFをかわしながらカットイン。さらにボックス内で相手選手2人を翻弄してクロスを入れるとFWアンドレ・シウバがヒールで押し込み、見事なアシストを記録した。

「今日は自分たちのキャラクターが示された」と試合を振り返ったトラップだが、相手が前半アディショナルタイムに退場者を出したのも「確かに助けになった」と認めつつ、「だが、僕らはその前からうまく試合に入っていた」と強調。ミッドウィークのDFBポカール準決勝のバイエルン戦はベンチスタートしていた鎌田についてはこのように語った。

「ダイチは試合前、監督にコンディションがよくて、プレーしたいと話していた。そして、特に2-1の場面ではそれを見事に証明してくれたんだ。彼はドリブルを仕掛けるクオリティを備える上、プラスアルファとなる要素を持ち合わせているし、違いを作り出せる。(あの場面では)とにかくうまくやってくれた。僕らの自信が示された場面だっただろう」

鎌田はこれで今季公式戦10ゴール8アシストを記録。試合後、「ゴールのシーンはいいアシストができたと思うし、アンドレもうまくゴールを決めてくれて感謝しています」とも話していたアタッカーは、「残りあと3試合があるので、しっかり9ポイント取れるようにやっていきたいです」とも意気込みを示していた。さらなるスコアポイントの積み重ねを期待したいところだ。

●海外組ガイド
●ブンデスリーガ2019-20特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP