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「カタール・ワールドカップは“ポスト・コロナ”時代の世界を1つにする」最高委員会事務局長の願い

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 2022年カタール・ワールドカップへ向け、3つ目の会場となる「エデュケーション・シティ・スタジアム」が15日にオープンした。それに伴い、アル・タワディ事務局長がインタビューに応じている。

――カタールW杯へ向けて3つ目の会場を完成させたことについてお聞かせください。

「最新のスタジアムが完成したことを心から誇りに思う。新型コロナウイルスのパンデミックにも関わらず、我々の計画は順調に進んでいる。エデュケーション・シティ・スタジアムは、ハリーファ国際スタジアムとアル・ジャヌーブ・スタジアムに続く3つ目のスタジアムだ。年内にはさらに2つのスタジアムをお披露目する予定である」

「今の状況を踏まえ、色々な意味でカタールW杯は重要になっていると思う。スポーツ、特にフットボールは“ポスト・コロナ”時代の人々を結びつける可能性を秘めているだろう。そして、次のW杯開催地として新たなスタジアムが完成したことで、気分も高まっている。我々全員に楽しみを与えてくれるだろう」

「スタジアム自体は、信じられないほど印象的なものとなった。ファンや選手も喜んでくれるはずだ。まさにフットボール・アリーナだ。観客席はピッチと近いので、雰囲気は最高だろう。4万人のファンが詰めかけるスタジアムでの試合が待ち遠しい」

――コロナウイルスとの戦いが終わった時、W杯のようなスポーツイベントはどのような役割を果たすのでしょうか?

「カタールW杯は“ポスト・コロナ”時代における世界最大のイベントの1つに設定されている。間違いなく大きなチャレンジとなる。だがそれと同時に、フットボールへの共通の情熱を通じて、世界を1つにする信じられないような機会でもあるんだ」

「今回のW杯はすでに特別なものとなっている。今、期待は膨らんでおり、何十億という人々へ忘れられない特別な瞬間を提供する機会が生まれている」

「我々はスポーツが持つ特別な力で団結し、本当の意味で国境を越えていけると知っている。これがカタールW杯を開催したいと思った理由の1つだ。新しい文化に触れる機会を提供しながら、フットボールへの愛を伝えていきたい。それが、我々の国や地域に関する固定観念や誤解を取り除くことへ貢献できるように願っている」
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