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先制許したマンUはB・フェルナンデス&ポグバの活躍で追いつく! トッテナムとの再開初戦はドロー

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MFブルーノ・フェルナンデスがPKを沈め、同点に追いついた

[6.19 プレミアリーグ第30節 トッテナム1-1マンチェスター・U]

 プレミアリーグは19日に第30節を行い、トッテナムマンチェスター・ユナイテッドの対戦は1-1でドロー。トッテナムは23日にウエスト・ハムと、ユナイテッドは24日にシェフィールド・ユナイテッドと対戦する。

 約3か月間の中断期間を経てプレミアリーグが再開した。中断までの公式戦で11試合無敗(8勝3分)を維持していたユナイテッドはリーグ5位。逆にトッテナムは直近の公式戦6試合で5敗1分と負け越し、リーグ順位は8位となっていた。

 トッテナムは、MFデレ・アリがコロナ禍における問題行動で1試合出場停止。4-2-3-1の布陣で、2列目には兵役訓練から復帰したMFソン・フンミン、MFエリク・ラメラ、MFスティーブン・ベルフワインが並び、トップには負傷明けのFWハリー・ケインが起用された。

 一方、ユナイテッドも4-2-3-1の布陣。負傷していたMFポール・ポグバはベンチ入りし、同じく負傷から復帰したFWマーカス・ラッシュフォードは先発入り。2列目はMFダニエル・ジェームズ、MFブルーノ・フェルナンデス、ラッシュフォードが配置され、トップにはFWアントニー・マルシャルが起用されている。

 序盤は拮抗状態が続くが、ユナイテッドが前半22分にゴールに迫る。B・フェルナンデスの浮き球パスは相手のブロックに遭うが、PA左のラッシュフォードが左足でこぼれ球に合わせる。しかしGKウーゴ・ロリスのセーブに阻まれた。

 トッテナムも前半27分に反撃。ロリスのロングフィードは中盤で両者が捌き合うと、こぼれたところをベルフワインが拾い、一気に加速する。DFハリー・マグワイアのマークをはがしながらPA右に入り込み、豪快な右足シュート。GKダビド・デ・ヘアの手をはじきとばしてゴールに突き刺した。

 0-1で前半を折り返したユナイテッドは、B・フェルナンデスが奮闘するが、効果的な攻撃を展開できない。すると、ユナイテッドは後半17分、MFフレッジに代えてポグバを、D・ジェームズに代えてFWメイソン・グリーンウッドを投入する。

 ユナイテッドは攻撃が円滑に進み始め、投入直後にはポグバ、B・フェルナンデスの連係からマルシャルがPA中央でチャンスをつくる。その1分後にはDFルーク・ショーの折り返しをPA中央のマルシャルがトラップから左足シュート。しかし、ロリスのスーパーセーブではじかれ、得点には結びつかない。

 トッテナムは後半25分の給水タイムで2枚替え。先制点を奪ったベルフワインに代えてMFジオバニ・ロ・チェルソを、ラメラに代えてMFジェドソン・フェルナンデスを出場させる。ユナイテッドも同33分に再び2枚替え。マルシャルに代えてFWオディオン・イガロを、DFビクトル・リンデロフに代えてMFネマニャ・マティッチを投入した。

 追いつきたいユナイテッドに絶好のチャンス到来。後半35分、ポグバは右サイドでDFエリック・ダイアーと対峙すると、鮮やかなダブルタッチで深い位置からPA右に入り込む。ゴールに迫るポグバはダイアーのファウルを誘発し、PKを獲得。B・フェルナンデスがキッカーを務め、ゴール右に決め切り、1-1で試合を振り出しに戻した。

 さらにユナイテッドは後半44分、B・フェルナンデスがPA内でファウルを獲得したかに思われたが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の介入によりノーファウルに。試合はそのまま終了し、両者のプレミアリーグ再開初戦は1-1で痛み分けとなった。

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