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首位バルセロナ、再開後3戦完封も強敵セビージャとドロー…レアルに今節首位浮上の可能性

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上位同士の熱戦はスコアレスドロー

[6.19 リーガ・エスパニョーラ第30節 セビージャ0-0バルセロナ]

 リーガ・エスパニョーラは19日、第30節を各地で行い、首位のバルセロナセビージャと0-0で引き分けた。再開後2連勝中だった王者が痛い足踏み。2位レアル・マドリーとの勝ち点差が3となり、21日の試合でR・マドリーが勝てば、直接対決の対戦成績により首位が逆転する。

 新型コロナウイルスによる中断期間から明け、共に降格圏のマジョルカとレガネスを立て続けに完封で破ってきたバルセロナ。今節は強敵となる3位セビージャのホームに乗り込み、長期離脱から帰ってきたFWルイス・スアレスを復帰後初めて先発に送り込んだ。

 ところが序盤からセビージャの守備陣を相手に攻めあぐねる時間帯が続き、ボールを一方的に支配しながらなかなかゴールに近づけない。前半20分、ゴール正面やや右からのFKをFWリオネル・メッシが直接狙うもDFジュール・クンデが機転を利かせたヘディングクリア。メッシは23分にもFKのチャンスを迎えたが、今度はGKトマシュ・バツリクが正面で処理した。

 一方、後半はセビージャも形勢を大きく取り戻し、10分には右サイドでの意表を突いたクイックリスタートからFWルーカス・オカンポスがペナルティエリア内に侵入。強烈なシュートでゴールを狙ったが、GKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンが落ち着いた反応で防いだ。また12分のFWムニル・エル・ハダディのシュートも守護神の牙城を崩せなかった。

 バルセロナは終盤の後半43分、一進一退の攻防からDFジョルディ・アルバが左サイドを攻め込み、平行のパスに対してスアレスが左足ダイレクトで合わせたが、ボールは無情にもゴールマウスの上。アディショナルタイム1分には、セビージャの元R・マドリーDFセルヒオ・レギロンがボレーシュートを試みたが、うまくミートしなかった。

 試合はそのままタイムアップ。3試合連続完封のバルセロナは1ポイントを追加して勝ち点65。21日にソシエダ戦を控えるR・マドリーが勝ち点62のため、今節にも勝ち点が並ぶ可能性が出てきた。また順位決定は当該対戦成績で決定されるため、並んだ場合は1勝1分で優位に立つR・マドリーが首位に立つ。セビージャは勝ち点52で暫定3位につけている。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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