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大迫が大一番で意地の今季6ゴール目も…ブレーメン、自力残留の可能性が消滅

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大迫が今季6ゴール目を記録したが…

[6.20 ブンデスリーガ第33節 マインツ3-1ブレーメン]

 ブンデスリーガは20日、第33節を各地で行い、日本代表FW大迫勇也が所属する降格圏17位のブレーメンは15位マインツと対戦し、1-3で敗れた。ブレーメンは残留争い直接対決で痛恨の黒星を喫し、最終節を前に自力残留の可能性が消滅。5試合連続の先発となった大迫は2トップの一角に入り、後半13分に今季6点目をマークした。

残留を懸けた大一番はマインツが先手を取った。前半25分、右後方のFKからファーサイドのFWカリム・オニシウォが頭で折り返すと、ブレーメンDFがクリアを試みたボールをFWロビン・クアイソンが頭で押し込んだ。その5分後にもMFジャン・パウル・ボエチウスが低い弾道の左足シュートを突き刺し、2点差に突き放した。

ブレーメンは反撃に出ると、大迫が意地を見せた。後半13分、PA左のゴールライン際でFWニクラス・フュルクルクが粘って残したボールをMFデイヴィ・クラーセンがマイナスに戻す。これに反応した大迫は迷わず左足を振り抜くと、クロスバーに当たったボールがゴールマウスに吸い込まれ、1点差に追い上げた。

2試合ぶり今季6点目を挙げた大迫を中心にブレーメンは猛攻をかけたが、後半40分にマインツに3点目を献上し、万事休す。ブレーメンは残留争いの大一番に1-3で敗れ、勝ち点28からポイントを伸ばせず。自力残留(15位以上)の可能性は消滅したが、プレーオフ圏16位を目指し、27日の最終節ケルン戦に挑む。この勝利でマインツは勝ち点を37に伸ばし、残留を決めた。

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