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柴崎控えのデポルティボ、後半に2点差逆転もPK被弾でドロー…降格圏は脱出

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試合は荒れ模様だった

[6.20 スペイン2部第34節 デポルティボ3-3ラージョ]

 スペイン2部リーグは20日、第34節を各地で行い、MF柴崎岳所属のデポルティボラージョと3-3で引き分けた。前半の2点ビハインドからハーフタイムの3枚替えを機に追いつき、終盤にラッキーな形で得たPKで突き放したが、終了間際にPKで失点し、再開後の3試合連続ドローとなった。ベンチスタートの柴崎は過密日程の中で出番がなかった。

 試合は前半1分、左サイドからのクロスに反応したFWフアン・ビジャールが決めてラージョが先制。さらに21分、またしても左サイドからのクロスがファーサイドに飛ぶと、これを胸でGKに戻そうとしたMFビクトル・モジェホのパスが弱くなり、J・ビジャールがかっさらって2点目を決めた。

 2点のビハインドを負ったデポルティボはハーフタイムに3枚替えを敢行し、システムも4バックから3バックに変更。すると一気に形勢を取り戻し、後半5分にFWクリスティアン・サントスのヘディングシュートで1点を返すと、直後の7分にはV・モジェホが前半のミスを取り返すゴールを奪い、瞬く間に同点に追いついた。

 さらに後半37分、ラージョDFマルティン・パスクアルの微妙なハンドで主審がファウルを宣告し、VARの介入で長い中断があったが判定は覆らず、デポルティボがPKを獲得。FWアゲル・アケツェのキックはGKストレ・ディミトリエフスキに止められたが、GKがゴールラインを離れていたとして蹴り直しとなり、2度目のキックをアケチェが沈めて勝ち越した。

 このまま終わればデポルティボは7試合ぶりの勝利。ところが後半アディショナルタイム、今度はラージョMFヤシン・カスミをDFムジャイド・サディクが倒したとしてラージョがPKを獲得する。結局、これをFWマリオ・スアレスが決めて3-3とし、試合は7分のアディショナルタイムの末に終了した。デポルティボは勝ち点1を積み上げ、降格圏を脱出した。

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