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ブライトンFW、負傷のGKレノに謝罪も「アーセナルの選手は謙遜を学ぶべき」

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負傷したGKベルント・レノに対し、ペナルティエリアを出たことをアピールするFWニール・モペイ

 ブライトンFWニール・モペイがプレミアリーグ第30節アーセナル戦の試合後、相手GKベルント・レノが負傷したプレーについて釈明し、「決して彼を傷つけるつもりはなかった。あらためてお詫びしたいし、早期回復を願う」と述べた。一方、相手選手からの非難については「彼らのうち何人かは謙遜を学ぶ必要がある」と批判している。

 問題のシーンは前半35分すぎ。ブライトンのロングフィードをキャッチしようとしたレノに対し、プレッシャーをかけたモペイがアフター気味のタックルを行った。空中でバランスを崩したレノは着地時に右膝を負傷。そのまま立ち上がることができず、モペイを指差して非難をしながら担架で運ばれ、途中交代となった。

 試合はアーセナルがその後、FWニコラ・ペペのミドルシュートで先制点を奪ったが、ブライトンはDFレビス・ダンクのゴールで同点に追いつくと、終了間際にモペイのゴールで勝ち越し。劇的な逆転勝利となった。一方、モペイが派手なゴールパフォーマンスを行ったため、試合後までMFマッテオ・ゲンドゥージらが詰め寄るなど、後味の悪い結末となった。

 イギリス『BBC』によると、モペイは試合後のインタビューで「アーセナルの選手のうち一人は試合を通じてずっと酷いことを言っていた」と告発。ゴール後のセレブレーションは「君たちがずっと酷いことを言っていたからこういうことが起こるんだって伝えなければならなかった」という意図だったという。

 ハーフタイムにはアーセナルのミケル・アルテタ監督に謝罪したというモパイ。「GKを傷つけるつもりはなかった。ボールに向けてジャンプしたし、チームにも彼にも謝罪した」とし、「彼が着地したときに膝を捻った。接触があるのがサッカーだし、決して傷つけるつもりはなかった。ただお詫びをしたいし、早期回復を願う」と重ねて釈明した。

 一方でアーセナルの選手に対しては「彼らは謙虚さを学ぶ必要があるかもしれない。いろんなことを言っていたし、それに値するような結果になったんだ」と恨み節。アルテタ監督は試合後、レノの容態について「よくなさそうだ」と長期離脱を示唆しつつ「選手は人を傷つける狙いがあるわけでないと常に信じている。彼がああするつもりはなかったはずだ」とコメントした。

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