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香川も連発ならず…2位サラゴサ、昇格争うライバルに痛い完封負け

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[6.20 スペイン2部第34節 サラゴサ0-2アルメリア]

 スペイン2部リーグは20日、第34節を各地で行い、MF香川真司所属のサラゴサアルメリアに0-2で敗れた。昇格争いのライバルを相手に痛い黒星。サラゴサの2位、アルメリアの3位に変化はなかったが、勝ち点差が2に縮まった。前節のルーゴ戦(○3-1)で9か月ぶりのゴールを挙げた香川は得点に絡めず、後半25分に途中交代した。

 序盤から互いに決定機をつくった前半12分、先にスコアを動かしたのはアウェーのアルメリアだった。左サイドから攻め上がったFWアルビン・アッピアーがゴール前へとカットインし、右足で狙うと見せかけ振りの小さい左足キックを一閃。テンポを崩されたGKは反応できず、ボールはゴールネットに突き刺さった。

 その後はサラゴサが長い時間ボールを握る展開が続いたが後半24分、香川のプレッシャーが甘くなったところから縦パスを通され、アルメリアMFバレンティン・バダが右サイドに展開。DFイバン・バリューが縦へと突破してクロスを送ると、後方から飛び込んできたMFフラン・ビジャルバがダイレクトで蹴り込み、リードを2点に広げた。

 香川は後半25分、MFミゲル・リナレスが入るかわりに途中交代。前半はバイタルエリアに顔を出し、決定的なパスも演出していたが、前節に続くゴールとはならなかった。その後もサラゴサが一方的にボールを握り、FWルイス・スアレスらが決定機を迎えたが、最後までゴールを割ることはできず、昇格争いにおいて痛い足踏みとなった。

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