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遠藤航フル出場のシュツットガルトが6-0大勝で昇格王手! 原口スタメン復帰のハノーファーは敵地で敗戦

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先発フル出場したMF遠藤航

 ブンデスリーガ2部第33節が21日に各地で一斉開催された。

 MF遠藤航の所属する2位シュツットガルトはアウェーで15位ニュルンベルクと対戦し、6-0で快勝。2連勝を飾り、自動昇格圏内の2位をキープした。出場停止明けの遠藤は2試合ぶりにスタメン復帰。中盤に入り、フル出場を果たしている。

 シュツットガルトは前半11分に幸先よく先制した。FWシーラス・ワマンギトゥカが高い位置でDFゲオルク・マルグライターからボールを奪い、そのまま持ち込んで右足で決める。同26分には右CKの流れからMFアタカン・カラゾールがプッシュし、追加点を奪取。続けて同41分、高速カウンターからワマンギトゥカのラストパスをFWサーシャ・カライジッチが右足で流し込み、3-0で前半を終えた。

 後半もシュツットガルトの勢いは止まらない。開始7分、右サイドのカライジッチがクロスを送ると、FWニコラス・ゴンサレスが豪快にヘッドで叩き込む。同18分には左CKから最後はカラゾールが右足で蹴り込み、この日2点目をマーク。さらに同31分、ゴンサレスが左足で決めて6-0とし、そのまま無失点で逃げ切った。

 自動昇格圏内の2位を維持したシュツットガルトは、昇降格プレーオフに回る3位に浮上したハイデンハイムと勝ち点3差、昇格圏外の4位に後退したハンブルガーSVとは勝ち点4差。最終節を引き分け以上で終えれば、自動昇格が確定する。また、3位ハイデンハイムに対して得失点差で11のアドバンテージがあるため、仮に最終節で負けても、大差でない限り自動昇格が決まる優位な状況だ。1年での1部復帰に王手をかけ、最終節は本拠地でダルムシュタットと対決する。

 他会場では、MF原口元気を擁する6位タイのハノーファーが敵地で11位エルツゲビルゲ・アウエと激突。原口は2戦ぶりに先発起用され、トップ下でプレーした。

 ハノーファーは前半23分、カウンターからE・アウエFWパスカル・テストレートが先制点を許すと、後半22分にはMFクレメンス・ファンドリッヒに追加点を献上する。後半34分にFWマルビン・ドゥクシュが1点を返したが、反撃はここまで。原口が3試合ぶりのフル出場を果たした一戦は、1-2でタイムアップを迎えた。

 また、MF宮市亮が在籍する12位ザンクト・パウリはホームで10位レーゲンスブルクと1-1のドロー。負傷中の宮市は3試合連続でベンチ外だった。

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