beacon

リバプール、エバートン守備を攻略し切れずドロー…南野はプレミア初先発も前半で交代

このエントリーをはてなブックマークに追加

プレミア初先発を飾ったリバプールFW南野拓実

[6.21 プレミアリーグ第30節 エバートン 0-0 リバプール]

 プレミアリーグは21日、第30節を開催し、FW南野拓実が所属するリバプールエバートンによる「マージ―サイド・ダービー」が行われた。前半をスコアレスで折り返した試合は、後半もスコアが動かずに0-0の引き分けに終わった。南野はリーグ戦初先発を果たしたが前半のみで交代している。

 リバプールにとって、再開初戦となるエバートン戦。11日に行われたブラックバーン(英2部)との練習試合を欠場したFWモハメド・サラーはベンチスタートとなり、同試合で1得点1アシストと結果を残した南野が先発出場を果たし、FWロベルト・フィルミーノ、FWサディオ・マネとともに3トップを形成した。

 プレミアリーグ初先発となった南野は前半10分、MFファビーニョからパスを受けてPA外から右足シュートを狙うなど、序盤から積極的な姿勢を示す。主導権を握って試合を進めるリバプールは同30分、DFトレント・アレクサンダー・アーノルドが蹴り出したFKをDFジョエル・マティプがヘディングで叩き付けるが、シュートはゴール右に外れてしまった。

 前半34分には南野のボール奪取からMFジョーダン・ヘンダーソンがマネへとつなぎ、最後はフィルミーノが左足で狙うもボールは枠を捉え切れず。同42分にはリバプールをアクシデントが襲い、左SBの位置に入っていたMFジェームズ・ミルナーが負傷してDFジョー・ゴメスとの交代を余儀なくされた。

 前半をスコアレスで折り返したリバプールは、後半開始から南野に代えてMFアレックス・オクスレイド・チェンバレンを投入。後半もボールを保持して試合を進めるが、守備に重心を置くエバートンを攻略し切れず、なかなか決定機を創出できない。同20分にはFWディボック・オリギとMFジョルジニオ・ワイナルドゥムを同時投入して状況を打開しようと試みる。

 何とかエバートンゴールをこじ開けたいリバプールだが、後半28分に負傷したマティプがDFデヤン・ロブレンとの交代を余儀なくされる。同35分にはエバートンにゴールを脅かされるも、FWドミニク・キャルバート・ルーウィンのテクニカルなシュートはGKアリソンが防ぎ、こぼれ球に反応したMFトム・デイビスのシュートはJ・ゴメスが触れてポストを叩いて難を逃れた。その後も圧力を掛け続けたリバプールにゴールは生まれず、0-0のまま試合終了のホイッスルが吹かれた。

●プレミアリーグ2019-20特集
●初月無料!!プレミアリーグはDAZNで独占配信中

TOP