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ダービー戦前に人種差別に抗議…アレクサンダー・アーノルドは抗議刻印のスパイクを競売&金額寄付

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DFトレント・アレクサンダー・アーノルドのスパイクには差別への抗議がプリントされている

[6.21 プレミアリーグ第30節 エバートン 0-0 リバプール]

 FW南野拓実が所属するリバプールエバートンの“マージ―サイド・ダービー”はスコアレスドローで終了。試合直前には人種差別に抗議する「Black Lives Matter」の意思表示として、両チームが片膝をつくシーンも見られた。

 プレミアリーグでは人種差別への抗議を強く訴えており、今季終了まで、通常は選手たちの名前を載せるユニフォームの背中に「Black Lives Matter」の文字を載せている。さらに、リバプールDFトレント・アレクサンダー・アーノルドは「Black Lives Matter」の文字を刻印したスパイクを着用。キャンペーンへの支持をさらに強調した。

 英『リバプール・エコー』によると、アレクサンダー・アーノルドは自身のツイッターで「この試合後、このスパイクはオークションにかけます。そこで得られたすべての資金はネルソン・マンデラ基金に寄付し、すべての人々の自由と平等を目指します」と伝えたという。

「『ピッチ上で語ろう』というサッカー選手のスタンスは好きです。しかし他の方法でも発言はできる。この社会の壊れている部分は、私たち全員で修正する責任があります。黒人への味方はさまざまだ。暴力や虐待だけではなく、考えや行動でも差別に直面してきた」

 試合直前にはホイッスルとともに両選手が片膝をつくシーンも。FWサディオ・マネは忘れていたのか気づかずにダッシュする場面も見られたが、急いで戻って南野らとともに抗議を示した。

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