FW奥川雅也が所属するザルツブルクは21日、オーストリア・ブンデスリーガ第28節でボルフスベルガーと対戦し、2-2のドロー。先発出場の奥川は前半19分にゴールを挙げ、後半19分に途中交代となった。

　リーグ再開後は怪我で試合に出場できなかった奥川だが、今月14日の第26節LASKリンツ戦(○3-1)に途中出場すると、前節の敵地でのボルフスベルガー戦(△0-0)では先発出場。前半45分で交代となったが、復調を見せていた。そして今節は2試合連続の先発出場を果たすと、前半19分に試合の均衡を破ってみせる。

　最前線の奥川に、FWファン・ヒチャンが絶妙スルーパス。反応した奥川はそのままPA内に走り込むと、相手守備陣より素早くボールを蹴り上げ、ゴールに流し込んだ。奥川は今季公式戦11ゴール目(リーグ戦9得点/国内杯2得点)となった。

　奥川の先制点による1-0のリードで折り返したザルツブルクは、奥川が後半19分に途中交代となった直後に追加点。しかし同35分にオウンゴールで失点すると、その4分後にも得点を許し、2-2のドローに終わった。

---

●海外組ガイド