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VAR導入見送りが正式決定!! 村井チェアマン「判定にリスペクトを」

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J1開幕節では3度のレビュー(再確認)が行われた

 Jリーグは23日、今季からJ1リーグ戦で運用していたビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の導入を見送ることを決めたと発表した。同日の理事会で承認された。

 Jリーグは「シーズン試合日程の再開に際し、例年よりも短期間で開催することを受け、1試合あたり派遣できる審判員の人数を考慮した結果、VARの継続が困難なことから、導入を見送ることとなりました」と理由を説明した。

 VARは当初2021年から導入される予定だったが、昨季のリーグ戦で重大な誤審が相次いだことを受け、今季から前倒しで運用スタート。その際、VARを担当するのに必要な講習会を大規模で実施し、担当審判員の増加に努めていたが、コロナ禍の過密日程で継続が困難となった。

 また昨季から導入されていたルヴァン杯プライムステージでの導入も見送り。来季以降の実施については決定次第、発表されるという。

 村井満チェアマンは理事会後のオンライン記者会見で「今季は原点に返ることが求められる。審判へのリスペクト、そして審判から選手へのリスペクト。悪質なプレーをしないことを選手にも語りかけていきたい。お互いがお互いをリスペクトする心を持ちながらやっていく。人間が判定するので誤りや行為が見られないこともあるし、ゼロにはできない。原点に返って、判定にリスペクトを持っていきたい」と述べた。

(取材・文 竹内達也)
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