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「ケビンのFK弾でナーバスに…」ファン・ダイクが優勝を噛みしめる「信じられないような旅だった」

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DFフィルヒル・ファン・ダイクが喜びを語る

 リバプールは25日、マンチェスター・シティチェルシーに敗れたことで、プレミアリーグ優勝が決定。DFフィルヒル・ファン・ダイクは優勝について「信じられないような旅だった」と感極まった。25日、英『ミラー』が『BTスポーツ』の内容を伝えている。

 2位シティと勝ち点23差をつけていたリバプールは、7試合を残して優勝が決定。25日に試合はなかったが、シティがチェルシーに敗れたことで、1992-93シーズンに始まったプレミアリーグでは初優勝となった。

 ファン・ダイクは「信じられないよ。なんてシーズンなんだ。全員で偉業を達成した」と喜びを語り、「この選手のグループになれたこと、この旅の一員になれて本当に良かったし、自分自身をプレミアリーグの勝者と呼べることを誇りに思う」とリバプールの一員としての誇りを語った。

 優勝はライバルの結果によって決まった。その様子を観戦していたようで、「普段そんなに試合は観ないんだけど、あの試合はすごく長く感じられて、まるで永遠に終わらないようだった」と振り返る。

 0-1とリードされていたシティは後半10分、MFケビン・デ・ブライネがFKでスーパーゴールを挙げ、1-1と同点に。シティが勝利すればリバプールの優勝はお預けとなるため、ファン・ダイクは「ケビンのフリーキックが入ったとき、本当にすばらしいゴールだったけど、僕としてはナーバスになった。あんなにナーバスになったのはしばらくなかったよ」と心境を明かした。

「だけどそのあと、歓喜の瞬間がやってきた。僕らは互いのことを誇りに思っている。正直に言って、この感情をどうやって表せばいいのかわからない」

 その後、チェルシーはPKを獲得し、2-1と勝ち越しに成功。そのまま試合終了となり、リバプールは優勝決定の瞬間を静かに迎えた。

 新型コロナウイルスの中断期間を挟み、例年よりもさらに長い期間での戦いは一区切り。ファン・ダイクは「今年のリーグ戦で、僕らはひとつ上のレベルに行けたと思う。コンスタントに良いプレーをすることができた」と成長を語った。

 また、キャプテンのMFジョーダン・ヘンダーソンも優勝の瞬間を振り返っている。

「僕らがチャンピオンズリーグを制覇したとき、ピッチ上にいるのが別の体験のように感じられた。今日の試合を観ていて、最後のホイッスルが鳴ったとき、スタッフも含めみんなと一緒にいられたことは、人生において忘れられない瞬間だった。言葉では言い表せないよ」

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