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「救急医を呼ばないといけなかった」当時22歳クロース、CL決勝で敗れたショックから今では考えられない暴走を…

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バイエルン時代のMFトニ・クロース

 レアル・マドリーに所属するMFトニ・クロースバイエルン時代にUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)決勝で敗れた後、飲み過ぎて救急医を呼ばなければならなかったエピソードを告白した。イギリス『デイリー・ミラー』や『デイリー・メール』が伝えている。

 バイエルンは2011-12シーズンの欧州CL決勝で優勝を懸け、チェルシーと激突した。後半38分にFWトーマス・ミュラーが均衡を破りながらも終了間際に追いつかれると、1-1のまま延長戦でも決着がつかず、PK3-4で敗北。同シーズンは無冠に終わった。

 チェルシーの選手やファンがクラブ史上初のビッグイヤー獲得に酔いしれた一方で、この試合に先発フル出場した当時22歳のクロースは敗戦の苦痛を紛らわすため、実弟であるMFフェリックス・クロースと酒を飲んでいたという。

 現在ウニオン・ベルリンに在籍する弟が兄とともに実施したポッドキャストで「2012年のチャンピオンズリーグ決勝のチェルシー戦後、僕たちは悔しさから酒を飲んでいた。救急車が必要になるところだったよ」と明かしている。

 T・クロースの妻ジェシカは医者に電話をかけたくなかったというが、同選手は不安になって結局は自ら電話で助けを求めることになったようだ。30歳のレアルMFは当時をこう振り返っている。

「それは良いことではなかった。しかし、少なくとも理由があったんだ。その時にジェシカが言ったことを覚えているよ。『今それはできない。もし(僕が)飲み過ぎて救急医を呼んだことが明るみに出たらどうなるか想像してみてよ!』と言っていたのを覚えている」

「敗北の痛みを和らげるには、他の方法がなかったんだ。これ以上悪くなるのは許されないと思ったから、最終的に自分で救急医を呼ばなければならなかった」

 翌日はひどい目覚めだったというクロース。その後「何の役にも立たない」と、アルコールを飲むことをやめたと話している。

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