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ビジャが“凄い日本人Jリーガー”4人を選出「すごく良いGK」「かなり印象に残っている」

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神戸で現役を引退したFWダビド・ビジャ

 2020年限りで現役を引退した那須大亮氏のYouTubeチャンネルに、同じく同年限りで引退した元ヴィッセル神戸FWダビド・ビジャが出演した。「ダビド・ビジャが認める凄い日本人Jリーガーは誰!?」と題し、ポジション別に4人を選出している。

 2008年の欧州選手権と2010年の南アフリカワールドカップで得点王を受賞した元スペイン代表でビジャは2019年、MLSのニューヨーク・シティから神戸に加入。J1リーグで28試合13得点を挙げ、第17節名古屋戦で記録したゴールは年間最優秀ゴールにも選出された。今年1月1日の天皇杯決勝では終了間際に出場し、初タイトルを置き土産にユニフォームを脱いだ。

 今回の企画でビジャはGK、DF、MF、FWでそれぞれ「Jリーグでプレーしている凄い日本人選手」を選出。対戦時以外でも「Jリーグの試合をよく見ていた」といい、2019年に高いパフォーマンスを発揮した選手たちが選ばれている。

 GK部門はFC東京のGK林彰洋。ビジャは「ゴールを守る面積が広く、ハイボールに対しても強かったので、すごくいいキーパーだったという印象がある」と称えた。これを受けて、林は28日朝に公式Twitter(@hayashi_akihir0)を更新。「朝からバリテンション上がった」(絵文字略)と喜びを語っている。

 DF部門もFC東京からDF森重真人が選ばれた。「足も速いしフィジカルも強いし空中戦も強いし、対戦した選手としてもかなり印象に残っている」と絶賛。「FC東京から2人を選んだのも偶然ではない」と語った。またバレンシアでチームメートだった元アルゼンチン代表のDFロベルト・アジャラ氏にたとえて「エレガンスというか、余裕のあるプレーができる」と評した。

 MF部門は「非常に質の高い選手がたくさんいる」とした中で、神戸でチームメートだったMF山口蛍を挙げた。「彼は才能にも恵まれており、フィジカル的なコンディションもいい。チームメートとしてたくさんプレーできて、僕にとっても光栄だった」と語った上で「中盤の選手として必要なものを全て兼ね備えている」と称賛している。

 最後にFW部門は横浜F・マリノスのFW仲川輝人。「いわゆるFWという選手ではないが、前線の選手としてMVPと得点王を取った。それは彼が持つ能力を非常によく発揮できたと思うし、前線の選手として必要な能力を兼ね備えており、まだ若くまだまだ伸びていく可能性を秘めている」とし、バルセロナ時代のチームメートで現チェルシーのFWペドロにたとえた。

 また動画の中では「トレーニングで対戦するときは苦戦した」という「素晴らしいキャリアを築いた選手」にも言及。「38歳の同じ年齢だが、その年齢でトレーニングにモチベーション高くプレーを続け、チームメートをサポートし続けるのは簡単ではない。試合に絡む喜びがなくてもそれを行っていた。神戸の選手にとってとても良いお手本だった」と称えている。

 各選手への詳細な分析は那須大亮氏のYouTubeチャンネルで。


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