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鎌田大地との新契約締結は間近か?フランクフルトSDが自信「7月中に長期契約を」

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 フランクフルトは、近々に日本代表MF鎌田大地との契約延長を発表するかもしれない。クラブの強化を担当するフレディ・ボビッチ執行役員が示唆した。

 鎌田はベルギーのシントトロイデンから復帰した今シーズン、フランクフルトでは公式戦47試合に出場し、10ゴール9アシストをマーク。チームの攻撃において中心的な存在となり、今では地元紙でアディ・ヒュッター監督の「お気に入りのプレーヤー」とまで呼ばれるようになっている。

 だが、23歳との現行契約は2021年まで。周囲からは延長オファーの提示を急かす声があがっており、先日にはクラブOBの元ドイツ代表DFトーマス・ベルトルト氏も『ビルト』で「もっと前に契約を延長しなければいけなかった」と嘆いていた。しかし、ここに来て水面下で続いていた交渉がまとまりつつあることが判明した。

 ボビッチ氏は1日の記者会見で、鎌田について「彼のようにボールを前方に運べる選手はなかなかいないものだ」と称賛すると、「我々は彼が見せてきた成長を喜んでいる。今シーズン、ゴールも決めるようになってから、どこか吹っ切れたようにプレーするようになった」とも指摘。延長交渉についてはこのように続けた。

「我々は代理人側と話しており、すべてが交渉のテーブルの上に置いてある。7月中にそれら(交渉)が完了し、ダイチがうちで長期にわたる契約にサインすると信じている」

 昨夏はドイツに戻らず、イタリアクラブに移籍する可能性が具体的に浮上していた鎌田。この先しばらくは先輩・元日本代表MF長谷部誠がと共に、フランクフルトでプレーを続けることになりそうだ。

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