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ノーゴールの判定に怒りの元トッテナムMF「VARはサッカーを台無しにした」

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 元トッテナムのジェイミー・レドナップ氏は、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)がフットボールを台無しにしたと不満をあらわにした。

 2日に行われたプレミアリーグ第32節でトッテナムは敵地でシェフィールド・ユナイテッドと対戦。トッテナムは先制点を許すと、直後にはVARに泣かされて同点弾が取り消しに。後半にはさらに2失点すると、終了間際にハリー・ケインが1点を返すも、このままタイムアップ。トッテナムは1-3で敗れた。

 この試合では、31分にシェフィールドが先制した直後、ケインがネットを揺らしたように見えた。しかし、VARのレビューにより、直前のシェフィールドDFのクリアが接触により倒れ込んだルーカス・モウラの腕に当たったと判断されて、ゴールは取り消された。

 リプレイを見る限り、モウラの腕というよりも背中から肩にかけてボールが当たったように見えるものの、マイケル・オリヴァー主審がゴールを無効とした判定に苛立ちをあらわにしたのが元トッテナムMFのレドナップ氏。イギリス『スカイスポーツ』で「正直言って、VARが導入されて以降、私が見てきた中で最悪の判定の1つだ」と主張し、不満を続けた。

「ルールブックに厳密に従った判定のように見えるが、常識的に考えなければいけない。そもそも、選手(モウラ)はファウルを受けていた。倒れたとき、自身を守るために手を突かなくてはならない。君たちにもわかるように明らかなファールで、彼は倒された。そして、彼の腕にボールが被弾し、そのボールは素晴らしいフィニッシュを決めたハリー・ケインの下に転がった」

「このような場面をどうして常識的に捉えようとできないんだ?マイケル・オリヴァーにとって難しい判定だったと理解している。彼はプレミアリーグ最高のレフェリーで、おそらく“どう判断すればいいんだ?一先ずルールブックに厳密に従うべきだ”と考えたはずだ。ただ、この判定はフットボールを台無しにしてしまった」

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