ドルトムントのイングランド代表FWジェイドン・サンチョは、マンチェスター・ユナイテッド移籍を希望しているようだ。

　今年3月に20歳となったウインガーは、昨季に公式戦43試合で13ゴール19アシストをマークすると、今季も公式戦44試合で20ゴール20アシストという圧巻の数字を残した。

　そのサンチョには多くのビッグクラブが関心を寄せているが、中でもかねてからユナイテッドとの関連が取りざたされている。新型コロナウイルスのパンデミック下において選手の市場価格が低下していることを受け、ユナイテッドは5000万ポンド(約67億円)以上の移籍金を支払う意向がないとの報道も。一方でドルトムントにディスカウントの意思はなく、1億ポンド(約134億円)を求めるとされていた。

　ただ、選手自身はやはりユナイテッド移籍を希望しているようだ。移籍市場に精通するジャーナリストであるファブリシオ・ロマーノ氏はサンチョについて、「サンチョはマンチェスター・ユナイテッド移籍を好んでいる。とはいえ、ユナイテッドはドルトムントと合意する必要がある。見てみようじゃないか」とコメントしている。

　なお、サンチョとドルトムントの契約は2022年6月まで。去就の行方に引き続き注目が集まる。

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