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クロス+風=決勝点の仙台FWジャーメイン「縦に仕掛けたから生まれたゴール」

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先制点を決めたFWジャーメイン良

[7.4 J1第2節 湘南0-1仙台 BMWス]

 キックオフからにわかに強まった風がベガルタ仙台を後押しした。立ち上がりはホームの湘南に攻め込まれたが、受け身になったのは最初だけ。すぐに風上の利を生かし、攻勢に転じた。

 すると前半3分、4-3-3の右ウイングで先発したFWジャーメイン良が高い位置でセカンドボールを拾い、縦に持ち上がってゴール前へクロス。強風に乗って軌道がするするっと流れていき、ファーサイドのゴールネットを揺らした。これが先制点になった。

 その前のプレーでも右サイドからクロスを上げてチャンスを演出していたジャーメインは「正直、クロスなんですが、縦に仕掛けて勝負したから生まれたゴール。こういうのを続けたい」と自画自賛した。

 無観客で行われた再開初戦は「ミスも多くて、お互いに難しい試合になった」と反省も。しかし、「いろいろな人の努力で再開できるという感謝の気持ちで試合に入った。アグレッシブなサッカーを表現できたと思うし、ラッキーなゴールで勝てて良かった」と胸を張る。

 生まれは平塚市から近い神奈川県厚木市。「僕自身、地元が近い。去年までこのスタジアムでプレーする縁がなかったので、今日は地元で良いプレーができて良かった」と笑顔を見せた。

 次節はホームに浦和を迎える。「連戦なので回復することが第一。明日から切り替えていきたい」と意気込んだ。

(取材・文 矢内由美子)

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