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止まらないDFセルヒオ・ラモスが7戦5発!! 再開後7連勝のレアルが優勝へまた前進

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DFセルヒオ・ラモス(写真右から2人目)が決勝点

[7.5 リーガ・エスパニョーラ第34節 ビルバオ0-1R・マドリー]

 リーガ・エスパニョーラは5日、第34節を行い、首位のレアル・マドリービルバオを1-0で破った。DFセルヒオ・ラモスがシーズン再開後7試合で5ゴール目となる決勝点。自身キャリア初の2桁ゴールに乗せた一発で、チームはリーグ唯一の再開後7連勝を果たし、3シーズンぶりの優勝にまた大きく前進した。

 前半は両者ともに大きな決定機を生かせない展開が続いた。まずは前半22分、R・マドリーは左サイドに開いたMFマルコ・アセンシオのクロスがファーサイドに流れ、FWロドリゴ・ゴエスがヘッドで狙ったが、大きくゴールマウス上に外れた。

 そしてビルバオは36分、DFアンデル・カパからの斜めのパスをFWラウール・ガルシアがトリッキーなヒールパスで前方に流し、FWイニャキ・ウィリアムスがフリーで抜け出すも、余裕を持って放ったループシュートが枠を捉えられなかった。

 試合が動いたのは後半24分、左サイド深くでFWカリム・ベンゼマがボールを残し、MFトニ・クロースが中央へとパスを送ると、DFマルセロとMFダニ・ガルシアが交錯。一度はプレーが流されるも、VARの介入でマルセロの足が踏まれていたことが分かり、R・マドリーにPKが与えられた。

 キッカーはS・ラモス。後半28分、名手GKウナイ・シモンの動きをよく見ながら右足を振るおなじみのキックモーションでゴール左隅を射抜き、R・マドリーが先制した。S・ラモスは再開後7試合で5ゴール目。今季の得点数を10とし、キャリア初の2桁ゴールを達成した。

 R・マドリーは43分、ベンゼマが決定機を迎えたが、ペナルティエリア左からのシュートはシモンがブロック。試合はそのまま終わり、R・マドリーが接戦を制した。これで2位のバルセロナとの暫定勝ち点差は7。残りは4試合となっており、バルセロナが今節と次節で連敗し、R・マドリーが次節で勝利した場合には優勝が決まるという状況となった。

 なお、バルセロナは4日に行われる今節でビジャレアルと、8日に行われる次節でエスパニョールと対戦。R・マドリーは10日に次節アラベス戦を控えている。S・ラモスはこの日、終了間際にイエローカードを受け、次節アラベス戦は出場停止となっている。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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