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グリエーズマンにも再開後初ゴール! バルセロナが3試合ぶり白星、残り4節で逆転優勝なるか

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再開後初ゴールを挙げたFWアントワーヌ・グリーズマン

[7.5 リーガ・エスパニョーラ第34節 ビジャレアル1-4バルセロナ]

 リーガ・エスパニョーラは5日、第34節を各地で行い、バルセロナビジャレアルを4-1で破った。FWリオネル・メッシの2アシストでFWルイス・スアレスとFWアントワーヌ・グリーズマンが得点を挙げると、最後はFWアンス・ファティもダメ押しゴール。残り4試合、首位を走るレアル・マドリーとの勝ち点差4をキープした。

 前半3分、バルセロナがさっそく試合を動かした。MFセルジ・ロベルトの攻撃参加からボールが左サイドバックのDFジョルディ・アルバに渡ると、グラウンダーでの鋭いクロスをゴール前に供給。これには3試合ぶりの先発出場を果たしたグリエーズマンが反応したが、クリアを試みたDFパウ・トーレスに当たったボールがネットを揺らした。

 オウンゴールで失点したビジャレアルだったが前半13分、MFサムエル・チュクウェゼのスルーパスに元バルセロナのFWパコ・アルカセルがカウンター気味に抜け出すと、ノールックで左サイドに展開。これを受けたMFサンティ・カソルラがドリブルからシュートを放ち、GKの跳ね返りをFWジェラール・モレノが押し込んで、同点に追いついた。

 ところがバルセロナは前半20分、GKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンのクリアボールをメッシが胸で収め、巧みなボールコントロールから前を向いてカウンターを開始。相手ディフェンダーを背中で制して左にパスを送ると、これに反応したスアレスが右足ダイレクトでゴール右上隅を射抜き、早い時間に再び勝ち越した。

 さらにバルセロナは前半44分、敵陣ペナルティエリア内にドリブルで切れ込んだメッシがノールックで足裏バックパスを送ると、真後ろで待っていたグリエーズマンがGKの意表を突いたループシュートを敢行。華麗な弧を描いたボールはクロスバーに当たってゴールラインを越えた位置に着地し、再開後初ゴールが貴重な追加点となった。

 後半も主導権を握ったバルセロナは24分、途中出場MFリキ・プッチの絡んだ攻撃から右サイドをS・ロベルトが駆け上がり、マイナス方向への折り返しをメッシがワンタッチで押し込んだが、VARによってオフサイドが見とがめられノーゴール。それでも最後はFWアンス・ファティの今季6ゴール目も決まり、3試合ぶりの白星を収めた。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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