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[MOM679]桐蔭横浜大FW山田新(2年)_新エース候補が開幕デビュー戦決勝弾

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後半23分、山田新が決勝点となるPKを決めた

[大学サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[7.5 関東1部第1節 桐蔭横浜大1-0国士舘大 龍ケ崎フィールド]

 新エース候補が大学リーグデビュー戦でしっかりと結果を残した。

 0-0の後半23分、桐蔭横浜大はカウンターからDF浅野嵩人(4年=瀬戸内高)がロングパス。エリア内に侵入したFW山田新(2年=川崎F U-18)が足を引っかけられてPKを獲得する。

 あらかじめPKキッカーは決められていたというが、山田はボールを抱えたまま離さない。チームも「強気な性格」だという山田に全てを託す。

 そして「GK(田代琉我(4年=日大藤沢高))がすごく話しかけてきた」という陽動作戦にも動じなかった山田は、GKを倒した逆のコースにしっかりと蹴り込んでみせた。

 “熟成期間”が奏功した。大学ルーキーイヤーの昨季はIリーグで先発を続け、天皇杯1回戦の山形大学医学部でハットトリックを決めたものの、関東リーグで使うことはなく、下部リーグでしっかりと経験を積ませていた。「お前がエースになるんだぞ」。安武亨監督はそう声をかけ続けてきたという。

 すると今年に入ってから、よりゴールを奪うことへの改善が見られるようになった。「オフの日も休めというのに練習する」というほどの練習の虫だという愛弟子の残した結果に、安武監督も「彼の成長と共にチームも成長出来れば」と目尻を下げずにはいられない。

 FWのレギュラーを獲得するためには、今後も目に見える結果を出し続ける必要がある。この日は入団が内定するモンテディオ山形に帯同しているFW松本幹太(4年=東京Vユース)が不在。ただ「幹太君がいても自分がスタメンを取るつもりで自粛中も取り組んできた。いても出る自信を持てるだけのことをしてきた」と胸を張る。

 何よりの武器となる「強気な性格」。成長期真っ只中の新エース候補がチームを更なる高みへと導く。

(取材・文 児玉幸洋)
●第94回関東大学L特集

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