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リバプールOBが元同僚フィリペ・コウチーニョの復帰に期待「彼より適任の10番がいると思えない」

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 かつてリバプールでプレーしたスペイン人DFホセ・エンリケ氏が、リバプールにとってFWフィリペ・コウチーニョの復帰は、補強対象として最適だと主張している。

 2018年1月の移籍市場でリバプールからバルセロナに移籍したコウチーニョだったが、バルセロナでは1シーズン半プレーした後に構想外となり、19-20シーズンはバイエルンへと貸し出された。だがバイエルンは買い取りの意向がなく、レンタルも1年で終了の見通し。コウチーニョがミュンヘンで着けた10番も来季はFWレロイ・サネが受け継ぐことが決まっている。

 現状の契約ではバルセロナに戻る予定のコウチーニョについては、トッテナムやニューカッスルなどが関心を示していると伝えられていた。だがJ・エンリケ氏は『Stadium Astro』の動画討論で「コウチーニョはリバプールにいるべきだ」と、元同僚の古巣復帰に期待を寄せた。

「リバプールにとってコウチーニョより優れた司令塔、ナンバー10がいるとは思えないね。彼はクラブのことをよく知っているし、リバプールの街も熟知している。それにプレミアリーグでもプレーしていたから、順応の心配もない」

「バルセロナに戻ったとしても、コウチーニョのことを左ウイングとして使うだろう。それはかつてネイマールがやっていた役割であって、コウチーニョの本職は左サイドアタッカーじゃないんだ。彼は真ん中でプレーしたほうがいいと思うね」

 J・エンリケ氏は「だが賃金の問題がやはり障壁となるだろう。バルセロナでとても高いサラリーをもらっているし、大幅な減給を受け入れてまで本人がリバプールに戻ろうとするかどうかがわからない」と述べ、条件面で合意に至るかどうかがネックだと主張している。

 バルセロナとの契約を2023年まで残しているコウチーニョ。果たしてリバプールに2年半ぶり復帰となるのか、それとも異なるチームへと新天地を求めるのか、今夏の移籍市場でブラジル代表MFの動向は大きく注目を集めることになる。

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