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横浜FC斉藤光毅、18歳でJ1初得点も「海外では若くない歳」

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韓国代表GKからゴールを奪ったFW斉藤光毅

[7.8 J1第3節 柏1-3横浜FC 三協F柏]

 柏のお株を奪うような高速ショートカウンターで先制点を奪ったのは、18歳のFWだった。

 MF戸嶋祥郎が中盤でボールコントロールしたところをMF瀬古樹がすかさずプレッシャーをかけると、そのボールに対しMF松浦拓弥がすぐさまスルーパスを送る。FW斉藤光毅は柏の3バックの裏をとると、そのままGKとの1対1を制する。横浜FCにとって最初のシュートで、幸先よく1点を奪った。
 
「チーム全体として、ショートカウンターをやっていた中でそれがうまくいった。マツさんがシュートを打ちやすい場所に出してくれた」と、トップ下で1ゴール1アシストの活躍を見せたMF松浦拓弥へ感謝を示した。

 4日前の札幌戦でJ1デビューした斉藤は、2戦連続で2トップの一角で先発している。下平隆宏監督は、「2トップになってから躍動するようになって、攻守でチームに貢献するようになった。練習試合や紅白戦でも点をとって好調だった。早めにJ1初得点がきてくれたらなと思っていた」と期待を寄せていたが、見事に結果で応えてみせた。

 しかし、当の本人は「点を取りたかったですし、FWなので点を取る役割。ホッとしている部分はあるけど、(もっと)点を取れた場面はあるので、1点では満足していられない」と気を引き締める。

 柏戦のスタメンには23歳以下の選手が5人並び、指揮官の思惑通り活躍している。「若い選手同士の競争が激しくなりましたし、誰かが活躍することで危機感を感じるいい連鎖が生まれたのかなと思います」とチーム状況を鑑みる斉藤は、「今年19で、海外では若くない歳なので、危機感をもってやっていきたいと思います」と一層の活躍を誓った。

(取材・文 奥山典幸)
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