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“大荒れ試合”はバルサが1-0で勝利…最下位エスパニョールは27年ぶりの2部降格が決定

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バルセロナが1-0で勝利

[7.8 リーガ・エスパニョーラ第35節 バルセロナ1-0エスパニョール]

 リーガ・エスパニョーラ第35節が8日に開催された。2位バルセロナは本拠地カンプ・ノウで20位エスパニョールとのダービーに臨み、1-0で勝利。2連勝を飾り、10日に試合を迎える首位レアル・マドリーとのポイント差を暫定で1としている。

 バルセロナは5バックで引いて守るエスパニョールに苦戦を強いられ、前半はほとんどチャンスを作り出せなかった。逆に、勝たなければ降格が決まるエスパニョールがカウンターからバルセロナのゴールを脅かす。しかし、ポストに嫌われるなど好機を生かせず、0-0で前半終了となった。

 試合は後半の立ち上がりに大きく動く。ハーフタイム明けから投入されたFWアンス・ファティが後半4分、ジャンプしながら右の足裏でDFフェルナンド・カレロの右足を蹴ってしまい、イエローカードを受ける。しかし、直後にビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の介入があり、レッドカードに変更された。

 数的不利に陥ったバルセロナだったが、わずか数分でエスパニョールにも退場者が出る。後半7分にMFポル・ロサーノが右足でDFジェラール・ピケの右足を蹴りつけ、主審はイエローカードを提示。そしてVARの結果、同8分にファティと同じく一発退場に変更となった。

 10人対10人になった試合は後半11分に均衡が破られる。左サイドのDFジョルディ・アルバが内側から駆け上がるFWアントワーヌ・グリーズマンにスルーパス。PA内左からグリエーズマンがマイナスに折り返し、FWリオネル・メッシのシュートはDFにブロックされるも、こぼれ球をFWルイス・スアレスが右足で押し込んだ。

 バルセロナはそのまま1-0で逃げ切りに成功。10日に試合を行う首位レアルとの勝ち点差を暫定で1に縮めた。一方、敗れた最下位エスパニョールは、残留圏内の17位エイバルとの11ポイント差は変わらず。残り3試合での逆転が不可能となり、27年ぶりの2部降格が決定した。

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