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サンプドリア幹部がラニエリの来季続投を明言…来季の新契約を目指す吉田麻也にとって朗報?

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サンプドリアを率いるクラウディオ・ラニエリ

 サンプドリア指揮官クラウディオ・ラニエリは、2020-21シーズンも引き続きサンプドリアを率いることが濃厚となっているようだ。

 セリエA第31節アタランタvsサンプドリアは2-0で決着。アタランタは暫定3位に浮上した一方、サンプドリアは暫定で順位を16位に下げた。この試合に訪れていたサンプドリアのスポーツディレクター、カルロ・オスティが『Sky』に対してラニエリが来季も指揮を執ると明言している。

「クラウディオはチームの士気を高めてくれた。それにここ最近も重要な勝利を2つもたらしてくれたからね。ただ、レッチェがラツィオを倒したし、おそらく今季の残留争いは最後までもつれることになるだろう」

「だが我々は諦めるつもりはない。監督のおかげで自信を持って戦いに挑むことができている。クラウディオとはまだ契約を残していて、来季もここで指揮を執る。サンプドリアにとってラニエリの残留は幸せなことだよ」

 ラニエリは2019年10月にサンプドリアの指揮官に就任。一時は最下位に沈んでいたサンプドリアだったが、ラニエリが立て直して2019年12月には15位まで順位を押し上げている。

 今節、アタランタに敗れて順位を暫定16位に下げたサンプドリア。今後もウディネーゼ、レッチェ、ジェノアらとの残留争いは激化の様相を呈しているが、クラブ幹部は経験豊富なラニエリに絶大な信頼を寄せているようだ。

 また、サンプドリアには日本代表DF吉田麻也が冬の移籍市場から在籍。ラニエリはプレミアリーグ時代から吉田を何度も間近に見ていたこともあり、3月の第26節ベローナ戦からリーグ戦7試合連続で日本人DFをピッチに送り出しているところだ。吉田は現行の契約ではセリエA最終節とともにフリーとなる予定だが、来季もラニエリ体制のサンプドリアと新契約を結ぶというシナリオは十分に現実味を帯びている。

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