beacon

アタランタはユーベに2度リードも2度ハンドでPK献上…指揮官「腕を切り落とせとでも?」

このエントリーをはてなブックマークに追加

不満を述べたジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督

[7.11 セリエA第32節 ユベントス2-2アタランタ]

 アタランタは11日にセリエA第32節を行い、ユベントスと対戦。2度リードを奪ったものの、2度のハンドによりPKを献上し、2-2の痛み分けとなった。

 アタランタは前半16分にFWアレハンドロ・ゴメスの巧みなパスからFWドゥサン・サパタの豪快なシュートで先制。しかし後半10分に追いつかれると、同35分にはMFルスラン・マリノフスキーの逆足の右足ミドルで勝ち越しに成功。だが、試合終了直前に再び追いつかれた。追いつかれた2失点はともにハンドによるもの。PKを献上し、FWクリスティアーノ・ロナウドに2度決められた。

 アタランタのジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督は『DAZN』のインタビューに対し、ハンドの判定に不満を語る。「これがここイタリアでのルールだ。異端だね」と苦言を呈し、「どうしろというのか。腕を切り落としたほうがいいのか」と過激な発言も。「ルールの解釈は他国と同じでなければいけない。他国ではペナルティはない」と強調した。

 リーグ屈指の攻撃力を誇るアタランタは今季、クラブ初のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)に挑戦しており、準々決勝に進出。10日の抽選会により、8月にフランス王者パリSGと対戦することが決定している。

 欧州最高の舞台を前に、イタリア王者に善戦したアタランタ。指揮官は「素晴らしいパフォーマンスだった。8月にこのレベルのチームと対戦するので、同じように戦うように伝えました」と選手たちの奮闘ぶりを称えている。

●セリエA2019-20特集
●冨安健洋の試合はDAZNで!!“初月無料”ライブ配信中

TOP